材料系で開講する実験・実習科目において、科目担当教員と共に学生指導の補助業務を行うことで、材料科学分野の教育指導経験を協働作業を通じて獲得する。
教育指導者としてのキャリア選択に関する役割と責任を認識し、自身が今後の進むべき方向を考える上での一助とする。
教育、キャリア、経験
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
事前ガイダンスを行った後、学部学生の教育指導を経験し、履修前と履修後で自身のキャリア選択に関する自己認識の差異について、レポートする。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 実施前にガイダンスを行い、その段階で博士進学(大学教員か教育要素を伴わないアカデミアか)か、企業への就職か、或いは教職へ就職かの判断を行なうための学生指導経験である旨を講義し、今回の学生指導経験が社会に出た時の自身の適正を見極める目的を内包していること納得させる。さらに技術系教育職が社会で果たすべき役割と責任(安全意識の向上、協調意識の醸成、業務遂行上の報告義務、結果の取り扱いに関する倫理観の付与等)について理解させ、本科目の履修者はそれに相当する責務を負うことを認識させる。また終了後に提出させるレポートにおいて、履修前と履修後で自身のキャリア選択に関する自己認識の差異について、理由とともに記載させる。 | ・事前ガイダンスの履修 ・学部学生の教育指導の実施 ・履修前と履修後で自身のキャリア選択に関する自己認識の差異についてのレポート提出。 |
特になし
特になし
授業担当教員が、学部学生の教育指導状況や事後のレポートを踏まえて総合的に評価し、指導教員に連絡する。
大学院修士または博士学生。安全上効率上の観点から、一部の科目の履修学生は、日本語が堪能な者とすることがある。