2024年度 情報リテラシ第一 4a(IL1)   Information Literacy I 4a(IL1)

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開講元
理工系教養科目
担当教員名
山村 雅幸  小林 憲正 
授業形態
講義 / 演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(南4号館3階第2演習室)  
クラス
4a(IL1)
科目コード
LAS.I111
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

大学生活において必要とされる情報活用能力のうち,主に情報へのアクセスの面に焦点を絞り,(1) 世間で常識とされる一般的な知識の習得,(2) 情報を円滑に活用するための実践能力の訓練,そして (3) 本学が提供している各種学術情報システムの利用方法の理解ができます.あわせて,情報化社会において責任のある個人として行動する規範,データ・AIの利活用について学びます.

到達目標

本学の情報基盤サービスを理解し適切に利用できること,各種情報システムを正しく理解し情報化社会の中でコミュニケーションを円滑に行う能力を身につけること,情報セキュリティと情報・AI・データ倫理について正しく理解した上で適切に行動できること.

キーワード

情報リテラシ,データサイエンス・AI

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義をするなかで実習課題にも取り組んでもらいます.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 東工大の情報基盤 全学教育用電子計算機システムとそれを支える基盤システムである東工大ポータル,東工大メールシステムの構成と利用方法について学ぶ.
第2回 サイバースペースにおけるコミュニケーション 東工大メールやSlack/Boxの利用方法について学ぶ.サイバーネットワークにおいて情報をやりとりするための適切な手段について理解する.
第3回 コンピュータとインターネット コンピュータの動作原理と仕組み,インターネットの基本的な概念,および,ウェブを中心としたインターネット上のサービスについて学ぶ.また,東工大の教育用計算機を用いて,ファイルやフォルダ等の基本的な操作を確認する.
第4回 情報セキュリティ 情報システムにおけるセキュリティ脅威,個人レベルの対策,セキュリティ強化策,情報セキュリティの要素技術とその原理について学ぶ.
第5回 図書館利用・情報検索・検索結果の利用と著作権 図書館が提供する学術情報資源へのアクセス,図書館資料の利用と著作権について学ぶ.また,情報検索の原理と検索された情報の質の吟味について学び,インターネットを利用した情報を収集する方法,学術論文の検索について,生成AIの活用を含めて学ぶ.
第6回 社会におけるデータ・AI利活用 データサイエンス・AIの利活用状況を知るとともに,AI化による新たな課題やデータサイエンスの目指す方向性について学ぶ.
第7回 情報・AI・データ倫理 個人情報の収集や活用における個人情報保護・プライバシー保護,情報の仲介と発信の問題, AIを活用したサービスにおける公平性, AIによる判断や生成コンテンツにおける倫理性等の問題について,その考え方を過去の事例と共に学ぶ.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと.

教科書

なし

参考書、講義資料等

講義資料は配布します.
参考書:米崎直樹, 脇田建著「新版 コンピュータリテラシ 情報環境の使い方」オーム社

成績評価の基準及び方法

提出課題ならびに講義中の課題による.期末試験は実施しない.

関連する科目

  • LAS.I112 : 情報リテラシ第二
  • LAS.I121 : コンピュータサイエンス第一
  • LAS.I122 : コンピュータサイエンス第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

その他

受講時は学生証を携帯して下さい.新入生は教務課が指定したクラスで受講して下さい.新入生以外は a クラスを履修してください.ただし, 2a は履修できません.

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