日本は工業立国ならびに科学技術立国と称されるが、西洋で言われる所の工業立国とは異なる、多くのユニークな特徴を有する。本講義では、国内外の有識者の先生方が、それぞれの経験に基づいて、様々な科学技術分野における研究活動、国際連携研究と人材移動、並びにキャリアパスなどについての議論から、現在の日本がどのよう見えているか(位置づけ)について講義を行う。
この講義では、日本とアジア諸国における研究活動と国際連携のユニークな特徴の現状を理解し、自分自身の立ち位置とキャリアパスを見極める。
工業立国、科学技術立国、国際共同研究、国際連携、頭脳循環、才能のモビリティ、欧米と日本、機会、キャリアパス
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
基礎と現状の講義、特定な課題についてのディスカッション、また、レポート課題を与える。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 科学技術における国際連携と人材交流モビリティ1 | アジアにおける科学技術国際連携の歴史と現状を理解する |
第2回 | 科学技術における国際連携と人材交流モビリティ2 | アジアにおける科学技術人材交流モビリティの現状と将来展望を理解し、説明する |
第3回 | 欧米と日本における科学技術1 | 欧米における科学技術環境の現状を理解する |
第4回 | 欧米と日本における科学技術2 | 科学技術における欧米と日本・アジアの間の類似性と違いを理解し、説明する |
第5回 | 日本の大学における機会とは1 | 日本の大学における科学技術環境の現状を理解する |
第6回 | 日本の大学における機会とは2 | 文化と科学技術環境における日本と自国の間の類似性と違いを理解し、説明する |
第7回 | 現在の日本とアジア諸国の概要と将来展望 | 現在の日本とアジア諸国の概要と将来展望を理解し、自身の立ち位置、将来構想、キャリアパスについて説明する |
未定
未定
様々な科学技術分野における国際連携研究活動やキャリアパスについての新しい観点の理解度を評価する。期末レポート(50%)、講義中ディスカッション(50%)で成績を評価する。
特になし。科学技術に関する基礎的な知識を有し、専門用語について英語で理解出来ることが望ましい。