2017年度 循環社会と工学   Circular economy and engineering

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開講元
広域教養科目
担当教員名
NORTON MICHAEL GEORGE 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAW.X333
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年11月21日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

現在の‘リニア’経済は環境から天然資源(空気、水、鉱物、木材など)を取り出し、生産プロセスで利用し、製品を作る。この製品は市場で消費者に売られ、利用されて、使用期間が 終了すると、ゴミとして捨てられる。
環境が廃棄物を吸収する力には限界があるため、リニア経済は持続可能でないことは明らかである。そこで、リニアから、資源を現在より効率的に利用し環境への負荷を減らす大規模な循環型経済(‘Circular Economy’)への転換が求められている。
このコースでは、この傾向を推進する理由を、および将来の仕事の影響について説明する。

到達目標

参加する大学生は循環社会向けの傾向と推進力を理解し、および将来の仕事の影響も理解できる。

キーワード

循環社会、資源効率、リサイクル、循環デザイン

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

集中講座(1点)三時間の3回の講義

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業1:イントロダクション。リニア経済の問題点―環境インパクトおよび天然資源の枯渇。成長への物理的、制度的な限界をめぐる議論。プラネタリー・バウンダリー理論;バウンダリー超過の証拠。 循環社会の概要と必要性を理解する。
第2回 授業2:循環経済の発展に関する説明. リニア経済の本質を理解する。リソース利用率を改善する措置. 日本の循環社会に関する政策、リサイクル組織、成果、ターゲット。 循環社会向けの方法と日本と他国の対策を理解する。
第3回 授業3:工学の役割 循環経済のためのデザイン。循環経済の条件はリソースがより長い時間で使われていて、使用済みのときに、効果的にリサイクルできる。廃棄物のリサイクル方法と技術;紙、プラスチック、金属など。廃棄物のリサイクル方法と技術;紙、プラスチック、金属など循環経済に考慮する製品の事例。 企業やその他の組織では、エンジニアリングの役割、および将来の循環原則を適用する機会を理解する。

教科書

講座の資料はパワーポイントで提供する。OCWから試料を取れる。ウェブ上の資料は授業中に指定する。

参考書、講義資料等

講座の資料はパワーポイントで提供する。OCWから試料を取れる。ウェブ上の資料は授業中に指定する

成績評価の基準及び方法

出席率、グループワーク、最終プロジェクト

関連する科目

  • 得になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語で授業をする

その他

教室南3-323
水曜日 12月6,13,20
7,8,9,10限

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