本科⽬は、企業に協⼒いただき実施する博⼠後期課程の全専攻の学⽣を対象とした集中講義である。今年度は、大塚製薬株式会社に協力いただき実施する。履修学⽣は、企業講師から講義を受けた上で、グループに分かれて講義を踏まえた課題を設定し、討議を重ねた上で、最終的に取り纏めて発表する。発表の際には企業講師及びファシリテーターからアドバイスを受ける。
4Qに3回の集中講義(いずれも月曜日)で実施する。3回すべての出席可能な学生が履修すること。実施場所は、同社の東京本部(品川)を予定している。ただし、新型コロナウィルスの感染状況等によっては本学で実施したり、オンラインに変更になる可能性がある。
グループ討議を⾏うため履修学⽣数の上限を25名とする。履修申告者が先着順で25名に達した場合、それ以降に希望しても履修できないので注意すること。
本科⽬の狙いは、企業の最前線で活躍する講師から実際の企業における取組みや課題、解決⽅法等について直接学ぶとともに、知識、発想の異なる多様な履修学⽣からなるグループにおける討議、取り纏め、発表により⾃⾝の発想・視野を拡⼤することである。
本科⽬を履修することによって以下を修得する。
1) 企業講師による講義を通じて、企業における研究開発・ビジネスの実態に触れるとともに、課題の捉え⽅、解決へ向けてのアプローチ、価値観・視点などに対する理解が深まる。
2) 異なるバックグラウンドを持つ博⼠課程学⽣により構成されるグループにおいて、企業の講師やファシリテーターのアドバイス・コメントを受けつつ、テーマを踏まえて設定された課題に対する⾃分の意⾒をまとめて主張し、他⼈の意⾒を聞き、修正を加えつつ結論へ導き、企業関係者の前で発表するという、チームとして⾏動しアウトプットを出すまでの⼀貫した活動を⾏うことで、企業における研究開発・ビジネスに対する理解が深まるとともに、グループ活動で具体的な成果を⽣み出す実体験が得られる。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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講師が産業界における実務経験に基づき講義を行い、それを踏まえて履修生がグループ単位で課題を設定し、討議した上で発表を行う。その討議・発表に対して講師・ファシリテーターが実務経験を踏まえたアドバイス・コメントを行う。 |
PBL(Problem based Learning)、グループ討議、ビジネス、研究開発、産業界との連携、異分野の学生との交流
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
4Qに以下の3回の集中講義を行う。
12月11日(月)13:00~16:30
12月25日(月)10:00~16:30
1月15日(月) 13:00~16:30
講義場所は、同社の東京本部(品川)を予定している(下記サイト参照)。
https://www.otsuka.co.jp/company/offices-and-facilities-in-japan/headquarters.html
なお、新型コロナウィルスの感染状況等によりZOOMによるオンライン講義に変更する可能性がある。その際には、シラバスを更新する。
【講師】甲田 哲之 大塚製薬(株)大津栄養製品研究所 所長
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 12⽉11日(月)13:00〜16:30 オリエンテーション、企業講師による講演、グループ分け、グループワーク(1回⽬)等 | 本科目のテーマや目的について理解するとともに、グループワークのテーマの設定や方向性を見出す。 |
第2回 | 12⽉25⽇(月)10:00〜16:30 グループワーク(2回⽬)等 | グループワークのテーマについて発表に向けてより深い議論を行う。 |
第3回 | 1⽉15⽇(月)13:00〜16:30 グループワーク(3回⽬)、グループ発表等 | グループワークの成果をまとめて発表するとともに、それに対する質問に的確に応答する。 |
特になし
特になし
毎回の講義後に提出が求められるレポートの内容(50%)
グループ討議・発表における貢献度、他のグループ発表に対するコメント・発言(50%)
3回の集中講義のいずれにも出席できることが求められる。
また、日常会話を理解でき、グループワークに実質的に貢献できる日本語能力を有することが求められる。
この科⽬に対応するGAは、GA1D である。
グループ討議を実施するため、履修学⽣の上限を25名とする。履修申告者が25名に達した場合、それ以降に履修を希望しても履修できないので注意すること。
履修学⽣は履修に先⽴って、協力企業と東⼯⼤との間で締結する「博⼠企業ビジネス・研究開発戦略実践研修契約書」の内容に同意する旨を記載した「同意書」に署名することが求められる。なお、同契約書の内容は、秘密保持と知的財産の取扱に関する内容が中⼼である。
企業・団体等に所属している学⽣(いわゆる社会⼈学⽣)は履修に先⽴って所属企業等名を協力企業に開⽰する。
イノベーション⼈材養成機構(IIDP)で開講されているキャリア科⽬⼀覧は下記URLを参照のこと。
(https://www.titech.ac.jp/student-support/students/life/career-education)