修士キャリア科目として、近時の研究者・技術者を取り巻く環境変化および科学研究のパラダイム変化に対応しながら、アカデミア或いは産業 界おいて「成功した科学者・技術者としての将来」を築くためのキャリアデザイン戦略を講義する。
講義者達の異なる国々および日本での研究や就業の経験を基に、国際的なキャリア展開の展望と必要性、実用的なスタートアップスキルを紹 介する。修士課程学生には、演習課題が課せられる。
聴講者は、将来のキャリアパスを探る方策、良好な他社との関係開発、職場での課題に対処する方法等についての一般的知識を与えられる。更 に、個性と専門性を育成するためのコミュニケーションと対人能力の向上に関するいくつかのトピックをカバーする。また、聴講者がグローバ ルなキャリアへの挑戦の機会を検討し、国境を越えたキャリアを志向するために必要となる情報の提供を目指す。
キャリアデザイン戦略、国際的なキャリア展開、コミュニケーションと対人能力、技術者・研究者を取り巻く環境変化、科学研究のパラダイム 変化
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本講義は、座学と短時間のアクティビティ、そしてオープンなディスカッションを含む計7時間のクラスになります。 この講義では、技術やスキルの開発や修得、 職場での課題に対処するためのコミュニケーション能力と対人能力の向上など、いくつかのテーマに取り組む予定です。
すずかけ台キャンパスで、専門分野の異なるインストラクターが1週間以内の3曜日での集中講義を行います。
・学生は、講義時間中に伝達された情報に基づいてレポートを作成することが求められ、これが評価の基礎となります。(リチンスキー先生からのメッセージ)
・キャリアパスの探索の実践として、前半は座学による講義が行われます。 後半は個人評価、キャリア経験、キャリア達成のためのオープンな議論に専念する予定です。(ゴンザレス先生からのメッセージ)
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 12月11日■10:45‒12:15 すずかけ台 J221 “Credit cycles for stage 1 : From D1 to Doctoral degree”(Yoshinori Hatori) | -特に留学生の、日本における博士キャリアデザイ ン の問題を理解する。 |
第2回 | 12月11日■13:20‒16:35 すずかけ台 J221 “Data‒intensive science: new challenges and career perspectives” (Daniel Berrar) ※There's a possibility that schedule may be modified. | -計算科学分野でのキャリア開発。 -演習課題提出 |
第3回 | 12月12日■13:20‒16:35 すずかけ台 J221 “Career advice for scientists: from postdocto working in academia or industry” (Dan Ricinschi) | -主に物質材料分野でのキャリア開発の話題を中心とする。 -演習課題提出 |
第4回 | 12月15日■13:20‒16:35 すずかけ台 J221 “Career Design: Guide to Choosing a Caree”(Hazel B. Gonzales) ※上記内容について、変更の場合有 | - キャリア強化のために開発されるべき技術とスキル について。 - キャリアパスの探究、キャリア選択の優先事項について議論する 主に化学分野でのキャリア開発の話題を中心とする。 -演習課題提出 |
無し
無し
授業の参加度( 70%)と課題提出 ( 30%)による。
無し
集中講義:4日間