2024年度 中級日本語7 3QA   Intermediate Japanese 7 3QA

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開講元
日本語・日本文化科目
担当教員名
草野 宗子 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
3QA
科目コード
LAJ.J513
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、中級日本語5-6修了者、またはJLPT_N2程度のレベルの学生を対象とし、以下のことを学ぶ。
1)さまざまな話題について書かれた文章を読む。表現や内容が中級より難しい文や、長い文を読む。
2)関心を持ったことを調べて、その内容や意見をまとめて分かりやすく伝える。(発表など)
3)語彙や表現を増やし、正しい文型を用いた文を書く。全体の構造に留意し、主題に合った長い文を書く。
 このクラスでは中上級から上級の総合的な日本語力をつけることを目指す。

到達目標

中上級から上級の総合的な日本語力をつけることを目標とする。
1) いろいろなトピックやテーマが書かれたエッセイや新聞記事などの文章を読んで、内容を理解することができる。
2) 自分が関心を持ったことを調べて、他の学生にその内容や意見を伝えられるようになる。また、他の学生の発言を聞いて意見交換やディ 
 スカッションをすることができる。
3) 構成や文体について習得し、まとまりのある文が書けるようになる。

キーワード

中上級レベル、読む、調べる、話し合う、作文

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教科書のトピックに基づいて文章を読み、その内容から各自が関心を持ったことを見出して調べる。調べたことや意見を分かりやすく伝えたり、ペアやグループ活動で話し合ったりする。このトピックについて文を書いてまとめる。適宜発表も行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション 自己紹介 2課 血液型 性格など 1課 働かない働きアリ 読み物1 を読む
第2回 1課 読み物1 を読む   読み物2、グラフ、データ 作文①アリとキリギリスの結末を書く
第3回 作文①の発表 働き方・労働時間について 作文①を修正する 自分の国の働き方・労働時間について調べる
第4回 働き方について調べたことを話し合う 3課 言葉の意味 作文②働き方・労働時間について書く
第5回 作文②の発表 3課 言葉の意味 読み物を読む 作文②を修正する 言葉を選び、自分の解釈で説明する
第6回 選んだ言葉と解釈について話す 4課 IT社会 作文①、② 修正した後の最終稿を提出する 第7回が発表の予定なら発表の準備をする
第7回 まとめと復習 期末試験 インタビューまたは発表

授業時間外学修(予習・復習等)

授業での理解を深め、学習効果を上げるため,予習として教科書の各課を授業の前に読んでおく。授業の後で課された宿題を、できるだけ時間をあけないですることが望ましい。復習として、その日に学んだ内容を確認し、テキストや配布資料、ワークシートなどをもう一度見る。

教科書

『日本語学習者のための読解厳選テーマ10[中上級]』(凡人社) 清水正幸、奥山孝之著
BONJINSHA, ISBN:978-4-89358-902-6

参考書、講義資料等

講義資料は必要に応じて配布する。

成績評価の基準及び方法

課題(作文35%、発表25%)と、期末試験(インタビュー含む)40%

関連する科目

  • 中級日本語8
  • LAJ.T441 : 日本語演習1
  • LAJ.T442 : 日本語演習2
  • LAJ.T443 : 日本語演習3
  • LAJ.T444 : 日本語演習4
  • LAJ.T445 : 日本語演習5
  • LAJ.T446 : 日本語演習6
  • LAJ.T447 : 日本語演習7
  • LAJ.T448 : 日本語演習8

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

留学生を対象とする。中級日本語6または同等レベルを修了していること。

その他

あらかじめ予約システム(http://js.ila.titech.ac.jp/~web)で予約の上、着席すること。予約なしでの着席は認めない。

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