アニメーション映画「耳をすませば」(1995年)をさまざまな視点から視聴することを通して、日本のごく普通の家庭の日常を観察し、その根底にある日本人の価値観を考察する。同時に中級レベルの聴解練習を行う。
本講義を履修することにより、以下の能力を習得する。 1.さまざまな面から日本文化を理解することで、日本での日常生活が、より豊かに快適になる。 2.自然な早さと表現の日本語が、ある程度理解できるようになる。
コース修了時に受講者全員が「7週間前より上達した」と実感できるよう、受講者は自分なりのテーマを定めて授業に参加することが望ましい。
視聴覚教材、文化、ライフスタイル、価値観、自然な日本語
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
1本の作品を6回に分けて視聴する。受講者は全部を理解しようとせずに、まずは全体の流れをつかむ努力をすること。授業では正しい理解を促すため、教師が用意したワークシートを使用する。しかし、「正しい答え」がいつもあるわけではないので、自分なりの視点をもって能動的に参加することが重要である。学生同士の意見交換も歓迎する。毎回、宿題を課す。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 作品紹介 Ⅰ.出会い Chapters1-4 | 語彙をマスターする |
第2回 | Ⅰ.出会い Chapters 5-8 | 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く |
第3回 | Ⅱ.「天沢 聖司」 Chapters9-13 | 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く |
第4回 | Ⅲ.それぞれの夢 Chapters 14-16 | 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く |
第5回 | Ⅲ.それぞれの夢 Chapters 17-19 | 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く |
第6回 | Ⅳ.約束 Chapters 20-23 | 語彙をマスターする、視聴カ所についてキーワード付きで感想・意見文を書く |
第7回 | 復習、期末試験 | 達成度を測る |
第8回 | フィードバック | 意見交換 |
テキストはこちらで用意して配布しますので、購入の必要はありません。
特になし
評価基準
総点で60点以上を合格とします。また、出席回数は全体の70%以上が必要です。
評価方法
課題の提出(20%)、期末試験(80%)により、総合的に判断します。
留学生を対象とする。中級上あるいは上級レベルの日本語力を有すること。
You must reserve your seat of this class in advance using Japanese class online system (http://js.ila.titech.ac.jp/~web). You will not be allowed to attend the course without your reservation.