2024年度 ドイツ語文化演習2   German Seminar: Culture and Society 2

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開講元
第二外国語科目
担当教員名
安德 万貴子 
授業形態
演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(M-B43(H106))  
クラス
-
科目コード
LAL.G432
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 この授業は、ドイツ語の基礎知識を有し、読解力を身につけたい学生を対象とする。ドイツの自然・文化・歴史・哲学・技術といった、様々な内容についてのドイツ語の文章を講読する。
 授業のねらいは、ドイツ語を読みドイツ語で考えること、ドイツ語圏の文化・歴史を知ることにある。またドイツ語圏への留学希望者は、現地での生活を豊かにするための知識も身につけたい。

到達目標

1. ドイツ語の読解力を高める 
2. ドイツ語圏の人々の生活や文化を理解する

キーワード

ドイツ語 ドイツ語圏の文化 ドイツ語文法 留学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

担当教員の作成する教材を、授業でお配りします。(教材は、ドイツ語圏の人々が実際に書いた文章です。注意すべき文法や語彙には、注釈を付しています。)受講者は解説を聞いた後、ドイツ語文を日本語に訳して提出してください。授業内で訳例と、読解のポイントを解説します。文章の内容を共に考察しましょう。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 伝記小説の名手シュテファン・ツヴァイクの作品を読みます。一回に読む分量は、受講者の理解度にあわせます(全7回予定)。人が行動し、事が動く。それらが具体的に描写される文章は、訳してみてつじつまがあわなければすぐに気づけますので、読解力をみがくには最適です。表現を吸収し、名文を楽しみましょう。 導入――ドイツ語の発音と文構造 【テキスト】ツヴァイク作『人類の星の時間』(1927年初出版)より「大洋をわたった最初のことば」 新しいリズム ― 準備 ― 最初のスタート ― 不運 ― 重なる不運 ― 三度目の出航 ― 大きな歓呼 ― 大きな苦悶 ― 六年間の沈黙 電信がはじめて海を越えて地球上の大陸を結ぶ……この壮大な計画に関わった人々の意志と活動が、克明に描かれます。 毎回、授業内でドイツ語の文章を日本語に訳し、提出してください。手持ちの辞書や文法書があれば持参して活用してください。

授業時間外学修(予習・復習等)

文法書を使って、基本文法をひととおり見渡しましょう(初学者の方には文法書をご紹介します)。課題文に出てきた単語は、独和辞典を読み、例文とともに覚えてください。

教科書

担当教員の作成する教材を、毎回授業でお配りします。

参考書、講義資料等

独和辞典を毎回、ご持参ください。

成績評価の基準及び方法

すべての提出課題をもとに、訳文と読解の正確さを評価します(60%)。授業中の演習の成果も評価します(40%)。

関連する科目

  • ドイツ語初級
  • ドイツ語中級
  • ドイツ語上級
  • ドイツ語セミナー

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

ドイツ語文法の知識をある程度有していることが望ましい。初学者の方は担当教員にご相談ください。

その他

 初学者の方は担当教員にご相談ください。発音と、ドイツ語の文構造の要点をはじめに解説します。ドイツ語入門編として集中講座(単位なし、「外国語セクション」HPに概要掲載)も開講しています。
 小さな点でもどうぞ遠慮なく質問してください。文法の基礎ほど究めがたく、おもしろいものはありません。そのなかにドイツ語のどんな論理が詰まっているか、一緒に考えましょう。

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