2024年度 ドイツ語中級4   German: Intermediate Course 4

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開講元
第二外国語科目
担当教員名
安德 万貴子 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
LAL.G334
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この講義では、ドイツ語で書かれたさまざまな文章を講読します。ドイツ語の基本文法を修得した学生が、その知識を定着させ、実践的な読解力を身につけることをめざします。また資料をとおして、ドイツ語圏の文化への理解を深めます。

到達目標

1.ドイツ語の文法知識を定着させる
2.ドイツ語の文章が読めるようになる
3.ドイツ語圏の文化への理解を深める

キーワード

ドイツ語文法 ドイツ語圏の文化

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

担当教員の作成する教材を、授業でお配りします。(教材は、ドイツ語圏の人々が実際に書いた文章で、比較的平易なものです。初級クラスでは習わない文法や語彙には、注釈を付します。)受講者は解説を聞いた後、ドイツ語文を日本語に訳して提出してください。授業内で、訳例と、読解のポイントを解説します。文章の内容を一緒に考察しましょう。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回  トーマス・マンの小説を読みます。精確で「徹底的な話し方こそ、本当におもしろい」とマンは言います。どんなふうに面白いのか、実際にその文章を読んでみましょう。一回に読む分量は、受講者の理解度にあわせます(全7回予定)。具体的で明晰な文は、読解力を磨くには最適です。文法の知識をめいいっぱい活かして、日本語に訳してみましょう。  【テキスト】トーマス・マン作『魔の山』(1924年) 序文 ― 到着 ― レストランで ― 朝食 ― 悪魔 ― 悪魔ぶしつけな進言をする 毎回、授業内でドイツ語の文章を日本語に訳し、提出してください。手持ちの辞書や文法書があれば持参して活用してください。

授業時間外学修(予習・復習等)

ドイツ語圏の人々が実際に書いた文章をとおして、文法を理解し、文章表現を吸収してください。お手持ちの初級教科書や参考書を使って、基本文法を復習してください。独和辞典を読む際、単語の意味だけでなく、例文にひととおり目を通しましょう。

教科書

担当教員の作成する教材を、毎回授業でお配りします。

参考書、講義資料等

授業には独和辞典を毎回持参してください。

成績評価の基準及び方法

すべての提出課題をもとに、訳文と読解の正確さを評価します(60%)。授業中の演習の成果(発音など)も評価します(40%)。

関連する科目

  • LAL.G201 : ドイツ語初級1
  • LAL.G202 : ドイツ語初級2
  • LAL.G203 : ドイツ語初級3
  • LAL.G204 : ドイツ語初級4
  • LAL.G341 : ドイツ語上級1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

ドイツ語の基本文法の知識を前提に授業を進めるため、あらかじめ「ドイツ語初級1~4」を履修してください。授業内でも、ドイツ語文法の基礎を復習しながら進めます。

その他

小さな点でもどうぞ遠慮なく質問してください。文法の基礎ほど究めがたく、おもしろいものはありません。そのなかにドイツ語のどんな論理が詰まっているか、一緒に考えましょう。

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