「ドイツ語初級1~4」では、初学者向けの平易なテキストを用いて、やさしいドイツ語を読み・書き・話し・聞く練習を行う。その第4ステップとして「初級4」では、動詞表現の幅を広げながら、これまで学んだ項目を概観する。あわせて視聴覚教材などを通じて、ドイツ語圏の文化と歴史にふれる。
1年間の学習をとおして、ドイツ語でのコミュニケーションのための、基礎的な知識と力を養う。今学期はさまざまな文に共通する”枠構造”をつかむことで、読解力の基礎を固め、コミュニケーションの実践のステップへとつなげる。また、異文化への理解をも深めたい。
1.文の基本単位としての動詞句を理解する
2.さまざまな文表現に共通する枠構造に着目し、文のつくりを理解する
3.引用・仮定を含め、日常的な表現になじむ
4.基本文法の理解をもとに、作文・読解の基礎をつくる
ドイツ語入門、ドイツ語初級文法
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
初級用のテキストを用いて、文法を解説し、基礎的な作文・読解・聞き取り・会話などの練習を行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 各クラスで進度に応じて回数を決めます(7~8回)。 内容: 不定詞と不定詞句 分離動詞 再帰表現 引用表現――接続法など 社交表現――仮定法など ドイツ語の文の枠構造 作文による自己紹介 読解の中級編へ | 担当教員が授業内で指示します。 |
学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書はクラス毎に担当教員の指定したものを使います。
独和辞典をかならず準備すること。(どの出版社のものでも結構です。自分が使いやすいものを選んでください。)そのほか補足的な資料、練習問題などは随時、授業内で配布します。
成績は、期末試験(および中間試験)の結果(60%)と授業中の演習成果など(40%)に基づいて評価します。詳細は担当教員から授業内で指示します。
「ドイツ語初級1~3」を履修していることが望ましい。「ドイツ語初級1~4」を修得することで、ドイツ語基本文法の全体像をつかめる。さらに「ドイツ語中級」へと進み、読解力をはじめ、コミュニケーションのための実践的な力をのばしてほしい。