2024年度 英語第七 33-RW   English 7 33-RW

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開講元
英語科目
担当教員名
丸山 令子 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
33-RW
科目コード
LAE.E213
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この授業科目では、大学レベルでの学修・研究活動を英語で行うために必要な英語運用力のいっそうの向上を目的とした演習を行う。国際意識の醸成に資する目的で海外事情・異文化理解に関する教材を用いるほか、科学技術に関する英語素材を用いる。英語の読解力と聴解力の向上を目指す訓練に加え、口頭の発話練習および構成を考えながらパラグラフや短いエッセイを書く訓練を行うことによって、英語での発信に習熟することも目指す。

到達目標

この授業科目では、次のような英語の知識と運用力およびコミュニケーションへの姿勢を身につけることが目標となる。
・英語で自己表現する力がつく
・パラグラフや短いエッセイを書く力がつく
・英語の講義を理解する聴解力がつく
・英文を読みこなすための方法が身につく

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
An instructor with work experience as an author and editor will provide hands-on education in writing and presenting about science, based on practice in the field that features critical thinking and logical ways of communicating information to audiences.

キーワード

英語運用の四技能 国際意識醸成 コミュニケーション 留学 TOEFL

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

この授業は、アメリカの学生向けニュース番組CNN10(旧 CNN Student News)を素材に、主に大学生が英語を学習しやすいように編集、執筆されたテキストを使用します。
まず、ニュースに出てくる単語を学習します。
その後ニュースで放送される最初の部分(リード)にのみ着目し、内容を確認、問題を解いてニュースのテーマを理解します。
その後、ニュースを全て読み、内容に関する正誤問題、さらにはニュースに関するディスカッションも行います。
英語力強化はもちろん、様々なジャンルのニュース内容についても理解を深めていきたいと思います。

1回の講義につき1章ずつ進みます。
毎回,授業終了時に復習テスト(Google Form を使用)を実施します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 英語第七授業に関するオリエンテーション Unit 1: Baseball in Japan 【概要と学習のポイント】  日本のプロ野球チーム(今回はヤクルトスワローズ)における応援方法に着目したニュース。 日本では見慣れた応援スタイルでも、大リーグでの応援方法と比べてみると異文化的発見があるだろう。数年前に北海道日本ハムファイターズのキツネダンスが流行ったように、文化的な側面からの気づきや学びもあるので、そうした点を英語を通して理解した上で発信につなげたい。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第2回 Unit 2: Restaurant Robot 【概要と学習のポイント】  ニューヨークの中華レストランでネコ型ロボットがウェイターを務めているというニュース。 映像中の人間のウェイターとロボットがお互いの給仕能力を競うシーンは、学生の興味を引くだろう。 英語学習に加えて、今回のテーマに関して調べたことを自ら発信するような機会を設けてもよいだろう。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第3回 Unit 3: Keeping Food Fresh 【概要と学習のポイント】  生鮮食品の鮮度をいかに保つかに関するニュース。 日本のスーパーでは、鮮度が落ちたものを値引きして販売する光景もよく見るが、やはり購入したものの鮮度を長く保てたほうが消費者としてはありがたいのではないだろうか。 発展的な学習として、生鮮食品の保存方法に限らず、日常生活に役立つちょっとしたヒントを調べ、簡単に英語でまとめてグループ内で発表してみるのも面白いだろう。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第4回 Unit 4: The Metaverse 【概要と学習のポイント】  バーチャルリアリティという言葉が普及してから久しいが、こうしたテクノロジーは随時更新されている。 たとえばゲームなどもそれに含まれるだろう。 とかく英語学習とゲームなどは相反するように思われがちだが、そうした分野に興味関心を持っているならば、英語を使って情報を得るといったアプローチも可能である。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第5回 UNIT 5 Lionfith Problem 【概要と学習のポイント】  ミノカサゴという魚とその生態系に関するニュース。 日本でも外来種(アメリカザリガニやブラックバス)による生態系の変化や危機が話題になることもあるので、こうしたニュー スをきっかけに自然界に関して興味を持ちたい。 その中で使われている英語表現、あるいは品種の英語名などから新たな知識の獲得も同時に行えると良いだろう。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第6回 Unit 6: Successful Football Player 【概要と学習のポイント】  英語が全く話せなかった韓国出身の少年が英語と、そしてアメリカンフットボールと格闘し、いまやスタープレイヤーになったというインタビュー。 会話の多いクリップということもあり、やや口語的な言いまわしもあるので、若干理解しづらい、あるいは意味を正確に把握しづらいかもしれない。 だが、実践的な英語力の向上につながるだろう。 英語を駆使して生きていこうとするその姿勢そのものからも多 くを学びたい。 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。
第7回 Unit 7: Bringing Back Oysters to Hong Kong 【概要と学習のポイント】  香港でのカキの養殖に関するニュース。 日本でも様々な魚介類が養殖されているが、どのような問題点や利点があるのかを調べ、それを英語で書いてみたい。 実際、海外の事業者が日本の技術を学びに来るということもあるので、あくまで授業でありながらも実践的な場面を想定したい。 クオーター末試験 1)Warm Up Unitのトピックに関する質問を3つに答える。 2)Vocabulary ニュースを理解するのに不可欠な単語を8つの意味や発音を確認する。 3)Vocabulary Exercise 先のVocabularyのセクションで学んだ単語を異なる例文の中で用いる練習をする。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

CNN 10 Student News Vol. 12
関戸冬彦 /小暮正人 /Jake Arnold /Christopher Mattson 編著
朝日出版社
2,420円(本体2,200円+税)

参考書、講義資料等

英和辞書、もしくはオンライン辞書サイトなどを利用できる環境にしておきましょう。
また、読解のベースとなるニュース映像や音声は、朝日出版社のサイト内でストリーミング配信されています。
https://text.asahipress.com/free/english/
読解力と同時にリスニング力も高めたい時にいつでも利用できます。

成績評価の基準及び方法

20% 事前準備(文法理解、ウォーミングアップ問題解答、ボキャブラリーリスト作成)を行った上での授業参加(読解・文法担当設問発表)から算出
30% 授業最後に行う各章ごとの小テスト
50%  クオーター末試験
を総合して評価

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履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

なし

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