この授業科目では、大学レベルでの学修・研究活動を英語で行うために必要な英語運用力のいっそうの向上を目的とした演習を行う。国際意識の醸成に資する目的で海外事情・異文化理解に関する教材を用いるほか、科学技術に関する英語素材を用いる。英語の読解力と聴解力の向上を目指す訓練に加え、口頭の発話練習および構成を考えながらパラグラフや短いエッセイを書く訓練を行うことによって、英語での発信に習熟することも目指す。
この授業科目では、次のような英語の知識と運用力およびコミュニケーションへの姿勢を身につけることが目標となる。
・英語で自己表現する力がつく
・パラグラフや短いエッセイを書く力がつく
・英語の講義を理解する聴解力がつく
・英文を読みこなすための方法が身につく
英語運用の四技能 国際意識醸成 コミュニケーション 留学 TOEFL
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
現代社会の諸問題や最新の話題についての読み物を教材に、英文を読みこなす力と語彙力、英語で自分の意見を表現する力をより高めるための練習を行なう。重要語句の学習、文章の内容理解と音読、関連語句の学習、学んだ表現を応用して英文を書く練習の順で授業を進める。英文のパラグラフ構成についての理解も深める。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業方針と方法 TOEFLの目的と形式について | 授業方針の理解 |
第2回 | Unit 1 他人の残酷さ | 教科書2ページから6ページの語彙および英作文問題とリーディングセクションの和訳 |
第3回 | Unit 2 現代の出産 | 教科書8ページから12ページの語彙および英作文問題とリーディングセクションの和訳 |
第4回 | Unit 3 犯罪と刑罰 | 教科書14ページから18ページの語彙および英作文問題とリーディングセクションの和訳 |
第5回 | Unit 4 ギャンブル | 教科書20ページから24ページの語彙および英作文問題とリーディングセクションの和訳 |
第6回 | Unit 5 教育 | 教科書26ページから30ページの語彙および英作文問題とリーディングセクションの和訳 自分の意見を英語で書く |
第7回 | まとめと期末試験 | 試験範囲の復習 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
Cheryl Pavlik/靜哲人, Burning Issues: Advanced Level(松柏社)
ISBN: 978-4-88198-695-0
授業中に紹介する。
期末試験の点数(60%)、提出課題の点数(10%)、授業への貢献度(30%)の割合で評価する。
特になし