2024年度 文理共創科目:文理共創で人口問題を再考する[1]   Collaboration across STEM and Liberal Arts:Rethinking Population Issues through Collaboration in Liberal Arts and STEM[1]

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開講元
文系教養科目
担当教員名
山根 亮一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
LAH.C657
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この科目は1単位です。次の①②の条件の両方を満たしている学生のみ履修できます。
① 2021年度以前に入学していること。
② 教養先端科目ですでに1単位取得済みであること
2022年度以降の入学の学生は履修できません。

文理共創科目は2024年度から新たにスタートした研究会型の科目です。毎回、各分野の第一線で活躍するゲストを招き、レクチャーののち、履修生と共にディスカッションを行います。一方的な講義ではなく、研究会形式とすることで、参加する博士課程の大学院生と共にコンバージェンス・サイエンスの新たな展開と可能性を模索します。
 制限人数は一クラス50名で、超過した場合は授業開始前に抽選を行います。
グループワークは原則英語で行いますが、グループ内のコンセンサスをとっていただければ、日本語使用も可とします。司会進行・講師のレクチャーについては日本語で行い、ZOOMの翻訳機能を使用します。
第1回の授業内で研究倫理についてのe-learningを受講していただきます。証明書の提出を必須とします。

到達目標

1.人口学の基本を学ぶ
2.人口と文化の関係について学ぶ
3.文理共創の視点から現在の人口問題についての自分の考えを示す

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
講師陣のなかに、国立社会保障・人口問題研究所(元)所属の研究者を含む

キーワード

人口推計、歴史人口学、地域人口学、ジェンダー、文学、文化

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

受講生は、授業の序盤で外部講師による講義(日本語)を受講し、そのあとQ&Aを経て、グループでのディスカッションを行います。初回に自分の課題や目標を設定するためのポートフォリオを作成し、それを元に、各授業のまとめとしてGoogle Formsに自分の学びについて書いて提出します。最終的に、自分がこの授業全体を通じて何を学んだかについて説明できるように、ポートフォリオを完成させます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 Introduction Population Estimates in Japan (Zoom on Dec. 10) Create your portfolio. Examine the future prospects of Japan's ageing society and develop your own thoughts on it. Submission of the “session-completion certificate”
第2回 Lecture and Discussion: Gender and Population (Zoom on Dec. 17) Learn how to include SOGI in population studies and develop your own thoughts on it through discussion (Submit Google Forms#1).
第3回 Lecture and Discussion: Historical Demography (Zoom on Jan. 7) Learn a historical context of population in Japan and develop your own thoughts on it through discussion (Submit Google Forms#2) .
第4回 Lecture and Discussion: Regional Study on Population (Zoom on Jan. 14) Learn what has happened to a town or region in Japan and develop your own thoughts on it through discussion (Submit Google Forms #3).
第5回 Review Toward the Concept of Literature of Population (Zoom on Jan. 21) Complete your portfolio.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に指定しない。

参考書、講義資料等

特に指定しない。

成績評価の基準及び方法

授業への参加度、提出課題で評価する。

関連する科目

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履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

N/A

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