2024年度 文系エッセンス55:文化人類学   Essence of Humanities and Social Sciences55:Cultural Anthropology

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開講元
文系教養科目
担当教員名
磯野 真穂 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
LAH.S446
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2024年4月3日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

文化人類学は暮らしの当たり前に気付き、それを相対化する学問である。本講義では、その視点を体験すべく、身体という誰もが持っているモノを起点に、文化人類学のエッセンスをお伝えする。本講座の狙いは、相対化という文化人類学の基本的なものの見方を複数のトピックを通じて、経験し、理解することにある。

到達目標

身体に関する当たり前に気付き、相対化することができる
自分の身体が、社会からどのような影響を受けているかを知り、それを言語化することができる

キーワード

自己、身体、リスク、出会い

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式のほか、ディスカッションも取り入れ、自ら発見していくプロセスを大切にする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 出会うー文化人類学ってなんだろう これまで受講した講義で何が一番面白かったか、なぜそれが一番面白かったかを考え、共有できるようにしてくること
第2回 食べるー「ふつうに食べる」を学問する 自分のこれまでの食生活について振り返っておくこと
第3回 身体変工ーダイエットからヒゲ脱毛まで 自分はこれまでの人生で行った身体への気遣い(身だしなみ、運動習慣、食事)などについて考えてくること
第4回 私ー「自分らしさ」と「個性」のありか 「自分らしい」という言葉にどのような時に出会い、それについてどう感じたかを考えてくること
第5回 リスクー「正しく怖がる」なんてできるのか? 「正しく怖がる」ということが可能であるとしたら、それはどういう状態かを考えておくこと
第6回 危機と災いー「コロナ危機」でなく「コロナ禍」を考える 約3年間続いた新型コロナの感染対策について感じてきたことを振り返っておくこと
第7回 まとめ ー学生のリアクションペーパーを元にした掘り下げ これまでに提出した課題を振り返り、自身の興味関心を見つけ出しておくこと

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

講座の中で随時配布、指示をする

参考書、講義資料等

講座の中で随時配布、指示をする

成績評価の基準及び方法

授業ごとの小課題(50%)、およびディスカッションへの参加(50%)によって評価する

関連する科目

  • LAH.H103 : 文化人類学A
  • LAH.H203 : 文化人類学B
  • LAH.H303 : 文化人類学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に身につけておくべき条件はありません。ディスカッションやワークショップのパートも毎時間ありますので、積極的な参加を期待します。楽しくやりましょう!

その他

受講人数と学生の理解度に応じてシラバスに変更を加えることがある

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