本ゼミナールは毎週水曜日7・8限で開講します。集中講義ではありません。初回(4/10)は西9号館910号室でガイダンスを開催します。
本ゼミナールでは,技術および経済について論じた思想家のテクストを対象とした文献講読を行います。古典的な文献の輪読を通して,技術史と経済学の双方の観点から現代社会の基層的な構造を読み解きます。20世紀前半まで,技術学(Technology)と経済学(Political Economy)の距離は近く,当時の論客たちはこの両方の分野を横断しながら,技術と経済に関し,現代にまで通ずる重要な知見を提供しています。そのため,当該分野の古典文献の読解には,技術と経済の両方の知見を必要とします。
そこで本ゼミでは,技術史の教員と経済学の教員が協力して,現在あまり読まれなくなっているが,依然として重要性を失っていない古典文献の読解を試みます。
対象とする文献は参加者との話し合いで決めますが,本年はさしあたりK.マルクス『資本論』第1巻を候補としています。
1) 文献の批判的読解の方法を修得する。
2) 技術と経済を関連させ考察する人文社会科学的知を獲得する。
技術史,経済学
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎週水曜日7・8限で開講し,文献の輪読を行う。初回(4/10)は西9号館910号室でガイダンスを開催する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 文献の輪読 | TBA |
TBA
TBA
レジュメ:30% 議論への参加:70%
高い日本語の読み書き能力,一定の外国語能力
ehara.k.ac [at] m.titech.ac.jp, kawanishi.t.ac [at] m.titech.ac.jp