この授業では、アメリカにおいての人種、人種問題、さらに今日頻繁に取り上げられている白人至上主義に基づく制度的人種差別問題について学修します。
白人至上主義の機能性を理解し、アメリカでの制度的人種差別について考察することで、日本や他国で見られる制度的差別問題解決に向け必要な知識や発想も身につけ、行動に移す力をつけてもらうことを意図しています。
1. 人種、人種問題についての基礎的な知識を習得する
2. 白人至上主義の基本的な社会的機能を知る
3. アメリカはもとより、日本・世界の様々な社会問題に人種問題・白人至上主義の視座を適用できるようになる
人種、文化、制度的人種差別、白人至上主義
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
毎週、講義・グループディスカッション形式で授業を進めます。毎回のリフレクションペーパー提出が必要です。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | オリエンテーション ステレオタイプ(偏見) | オリエンテーションで本科目の目標、心得などを話し合います。講義、資料を通してステレオタイプ(偏見)について知識を得ます。 |
第2回 | 人種、人種的アイデンティティー | 講義、資料を通して人種とは何か、またアメリカの人種について知識を得ます。 |
第3回 | 制度的人種差別 (住宅) | 講義、資料を通してアメリカでの制度的人種差別について歴史的考察を通して知識を得ます。 |
第4回 | 制度的人種差別 (教育) アファーマティブアクション | 講義、資料を通してアメリカでの制度的人種差別について歴史的考察を通して知識を得ます。 |
第5回 | 制度的人種差別 (医療、移民) | 講義、資料を通してアメリカでの制度的人種差別について歴史的考察を通して知識を得ます。 |
第6回 | 文化 (エンターテイメント、スポーツ、文化など) アクションプラン | 講義、資料を通してアメリカの文化について、また公正・公平な制度を作っていくためのアクションプランを学びます。 |
第7回 | まとめと期末試験 | まとめ |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
なし。
必要に応じて指示します。
リフクションペーパー・授業への貢献: 10%x5 =50%
期末レポート: 50%
特になし