2050年の「望ましい未来の社会」について考えることを目指す。科学技術の進歩を前提にした未来の「日常生活」や「働き方」について想像する。講義に加えてグループワークを活用する。2024年度は、とくに「いじめ」「ハラスメント」「いきづらさ」のない社会と未来をつくるにはどうすればいいのか。学生たちの力で提案してもらうことを主眼とする。
個人の夢や目標、科学技術と社会課題(例えば気候変動やジェンダー格差、ハラスメントやいじめ問題など)を踏まえ、望ましい2050年の未来社会のありようを明らかにすること。大きな技術と世界の変化が日常に与える影響を想像できるようになること。
未来社会デザイン、SDGs、科学・技術と社会、多様性、ジェンダー、グループワーク、メディアづくり ハラスメント いじめ問題 いきづらさ
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
教員の講義に加え、学生は複数のグループに分かれ、それぞれが、未来社会についての調査を行い、未来社会をどうデザインするか、発表する。この講義には東工大・未来社会デザイン機構と協力関係にある企業の関係者が出席する可能性がある。詳細は初回授業で説明する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 1 こうなるかもしれない未来 may be 2 こうなるべき未来 should be 3 こうしたい未来 want to be について現代史を踏まえて概観する。 | 未来予測データの収集 |
第2回 | SHOULD BE:こうすべき未来:SDGsを基に未来像研究とグループワーク | SDGsの内容を予習する SDGsの内容を復習する |
第3回 | ビジネスと未来戦略(1)企業ゲストによるトーク | ゲストによるトーク内容の復習 |
第4回 | ビジネスと未来戦略(2)企業ゲストによるトーク | ゲストによるトーク内容の復習 |
第5回 | 未来新聞を作るグループワーク | 未来新聞のアイデアを考えて授業に参加する |
第6回 | グループ発表 | 未来新聞の発表準備 |
第7回 | グループ発表、講義全体の振り返り | グループ発表を振り返り、良い点、改善点を考える |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
授業中に必要に応じて指定する。
未来または歴史改変に関する映画や小説・漫画等を見たり読んで参加することが望ましい。
例)映画「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック)
小説「1984年」(ジョージ・オーウェル)
漫画「大奥」(よしながふみ)
授業への参加度(毎回の宿題提出と毎回のグループワークにおいて積極的参加を行うこと。具体的には、積極的に発言し、共同作業で役割を持ち、コミットメントすること):70点、最終プロジェクトとレポート:30点
この授業は、対面で行う。
毎回グループワークを行う。授業履修においてはパソコンとスマートフォンを必ず携帯してください。授業および出席確認用に使います。
yanase.h.aa[at]m.titech.ac.jp
jibu.r.aa[at]m.titech.ac.jp
なし