2024年度 文系エッセンス6:経営システムデザイン   Essence of Humanities and Social Sciences6:Business System Design

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開講元
文系教養科目
担当教員名
志村 近史 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
-
科目コード
LAH.S406
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この講義では、企業を価値創造のシステムと考えその構造について明らかにする。具体的には経営統治とビジネスプロセスマネジメント、マーケティング、情報システム、および人材・リソース管理から構成されるシステムとして検討を加える。
このことを通じて経営戦略および組織変革のプロセスについて学ぶことをねらいとする。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)企業や経営をシステムとして認識することができる
2)経営学に対する関心を高め、企業や経営を理解する視点を学ぶことができる
3)技術者に対する企業の期待を理解できる

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
野村総合研究所において企業や行政機関における経営戦略やIT戦略、組織開発をはじめとした調査研究業務を行ってきました。これらの実務経験をもとに、この講義では学際的観点から企業をシステムとして理解するとともに、専門領域を超えた実践的な知の技法の習得を目指します。

キーワード

価値創造、経営システム、経営資源、経営戦略、IT戦略、ビジネスソリューション、組織開発

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と講義に即した課題の議論を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 価値創造のシステムとしての企業と経営 付加価値とは、組織とは、企業統治とは何か説明できるようになる
第2回 経営のシステム ①業務プロセス 経営や事業に必要な業務や情報システムにはどのようなものがあるか説明できるようになる
第3回 経営のシステム ②顧客へのアプローチ 企業は顧客にどのような商品・サービスをどうやって提供したらよいか、説明できるようになる
第4回 経営資源としての情報 事業資産としての情報には何があり、デジタル技術によってどのような活用ができるか、それは企業にとってどのような価値をもたらすか、説明できるようになる
第5回 変化への対応と経営戦略 企業が対応すべき環境変化にはどのようなものがあり、どうやって経営資源を適応させていくか、説明できるようになる
第6回 企業における価値創造のプロセス①問題の構図の見極め 企業における事業を取り巻く状況認識と、意思決定が求められる問題の本質について考察することができる
第7回 企業における価値創造のプロセス②解決策の構想と組織開発 事業モデルの変革や組織開発について考察し説明できるようになる

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね30分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

授業参加度(70%)と合わせ最終レポート(30%)の評価による
授業参加度は授業内の課題に対する回答などによる

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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