西洋を中心としたファッションの歴史について学ぶ。
現代社会において、衣服は単に身体を守る物ではなく様々な役割を担っている。本講義ではファッションがどのようにして生まれ、社会の中で発展し、これからどのようになっていくのかを学び、「ファッション」という概念について考える。
"本講義を履修することによって以下の能力を習得する
1)ファッションの歴史を学ぶことで、ファッションの多様性を理解することができる
2)自らの価値基準を発展させ、グローバルな視野で物事を考えることができるようになる
3)ファッションによる自己表現がどのようなものであるか理解し、実践するための心構えを学ぶことができる
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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ファッションスタイル評論家(ファッションの歴史的分析)/ファッションデザイナー(新しいファッションのデザインの発想方法について)/ファッションイラストレーター(ファッションデザインの表現方法) |
ファッション,歴史,デザイン,自己表現
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
ファッションの歴史について学び、ファッションの持つ社会的役割や自己表現について考え、ディスカッションやプレゼンテーションを行う。(対面形式の予定)
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業ガイダンス-ファッションとは何か | 自分のファッションの傾向について分析 |
第2回 | 西洋のファッションの歴史((1) 4大基本スタイル(トラッド・ロック・フォークロア・カジュアル)について | ファッションスタイルの基本について理解できるようになる |
第3回 | 西洋のファッションの歴史((2) 5大ファッションコレクションの傾向と特徴 | ファッションが発信されるシステムについて理解できるようになる |
第4回 | 西洋のファッションの歴史((3) ストリートスタイルとハイファッションの融合と、現代ファッションについて | 現代ファッションの傾向とこれからのファッションデザインのあり方について考えることができるようになる |
第5回 | 現代日本のファッション(1) 現代日本ファッションの特徴 | 日本のファッションが世界の中でどのような位置づけになるのかを理解できるようになる |
第6回 | 現代日本のファッション(2) 日本文化と西洋ファッションとの関わり | 日本の新旧文化が世界のファッションに及ぼす影響を理解できるようになる |
第7回 | プレゼンテーション | 成果を発表する |
学修効果を上げるため,授業で扱ったキーワードを調べての復習を30分程度行ったり、シラバスを参照した予習を行うこと。
なし
「ファッションスタイル・クロニクル」、「ザ・ストリートスタイル」、「スタイリングブック」(以上グラフィック社)「ファッション・ライフの楽しみ方」(岩波書店)
毎回授業の最後に提出するミニレポートの内容と出席率(40%)・講義内容全体を踏まえたレポート(60%)。
シラバスをよく確認し、誤解のないよう授業内容を充分に理解した上で受講すること