2024年度 ファシリテーション実践 1   Facilitation Practicum 1

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開講元
文系教養科目
担当教員名
高尾 隆 
授業形態
演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(S3-206(S323))  
クラス
1
科目コード
LAH.C501
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本授業では、ファシリテーションの実践を通して、ファシリテーション型リーダーシップについて体験的に学ぶ。ファシリテーション型リーダーシップとは、従来の「指導」型リーダーシップと対比して、チームメンバーの個性を重視し、目標に向けてその力を引き出す「支援」型リーダーシップのことを指す。ファシリテーション技術を身につけ、学士課程「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスにファシリテーターとして参加し、実践的に学ぶ。
ねらいは、ファシリテーターとしての経験を通して、ファシリテーション、リーダーシップ、学びについてより深く考えることである。さらに、学部新入生に対するロールモデルとしての役割を担うことも期待している。

到達目標

ファシリテーション型リーダーシップについて説明することができる
ファシリテーション技術を身につけ活用することができる
「東工大立志プロジェクト」の受講生の学びを促進することができたと実感できる

キーワード

ファシリテーション、ファシリテーター、リーダーシップ、支援型、東工大立志プロジェクト

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業では、ファシリテーションの理論と技術を学んだ後、「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスに参加し、ファシリテーターとして積極的に関わりながら、受講生の学びを促進する。ファシリテーション活動後は、振り返りワークショップをおこない、省察を次の活動に活かせるようにする。「東工大立志プロジェクト」少人数クラス参加の前に、 「東工大立志プロジェクト」のオンデマンド講義を視聴しファシリテーションの準備をすることが求められる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション、ファシリテーション入門 ショートレポート作成
第2回 ファシリテーション体験 「東工大立志プロジェクト」次回オンデマンド講義視聴とサマリー&レスポンス作成、ショートレポート作成
第3回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動1 「東工大立志プロジェクト」次回オンデマンド講義視聴とファシリテーションの準備、ファシリテーション活動、振り返りショートレポート作成
第4回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動2 「東工大立志プロジェクト」次回オンデマンド講義視聴とファシリテーションの準備、ファシリテーション活動、振り返りショートレポート作成
第5回 ファシリテーション活動の振り返りワークショップ ショートレポート作成
第6回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動3 「東工大立志プロジェクト」次回オンデマンド講義視聴とファシリテーションの準備、ファシリテーション活動、振り返りショートレポート作成
第7回 ファシリテーション活動の振り返り発表 振り返りスライド作成、ショートレポート作成、最終レポート作成

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

必要に応じて配布する

参考書、講義資料等

中野民夫『学び合う場の作り方―本当の学びへのファシリテーション』岩波書店,2017年
安斎勇樹,塩瀬隆之『問いのデザイン―創造的対話のファシリテーション』学芸出版社,2020年
安斎勇樹『問いかけの作法―チームの魅力と才能を引き出す技術』ディスカヴァー・トゥエンティワン,2021年

成績評価の基準及び方法

授業、「東工大立志プロジェクト」少人数クラスへの参加・貢献(ショートレポート、ファシリテーション準備・活動等) 50%
最終レポート 50%

関連する科目

  • LAH.C401 : リーダーシップ道場
  • LAH.C101 : 東工大立志プロジェクト

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「リーダーシップ道場」を80点以上の成績で履修済であること

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

takao [at] ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで予約すること。

その他

本授業は,GSA (Graduate Student Assistant)プログラムの対象科目です。80点以上で履修すると,教育革新センターよりGSA-F (ファシリテーション)の認定証が授与されます。
2024年度の第1回授業は4月8日です。第1回授業には必ず出席して下さい。

この科目は、修士課程500番台の文系教養科目です。
東工大では、学士から博士後期課程まで継続的に教養科目を履修する「くさび型教育」を実践しています。番台順に履修することが推奨されており、修士課程入学直後の学期(4月入学者であれば1・2Q、9月入学者であれば3・4Q)に履修申告できる文系教養科目は400番台のみです。500番台文系教養科目は、入学半年してから(4月入学者であれば入学した年の3・4Qから、9月入学者であれば入学した翌年の1・2Qから)履修可能となります。

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