この講義で、学生は世界文学の主要な作品を鑑賞する。講義では「世界文学」の概念について解説することから始め、ドイツ、フランス、ロシア、中国、スペイン語圏諸国の文学作品をオムニバス形式の授業で鑑賞する。
履修者は世界文学の主要な作品に触れることによって、文学作品の読み方そのものを学び、地理的にも歴史的にも遠く隔たった人びとの思考法や心性を理解し、さらには異文化理解の方法を獲得することができる。
この講義を履修することによって、以下の能力が修得できるようになる。
1)文学作品の読み方や楽しみ方を知ることができる。
2)地理的にも歴史的にも遠く隔たった人びとの思考法や心性を理解できるようになる。
3)異文化理解の方法を獲得することができる。
世界文学 異文化理解
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
各国の文学をオムニバス形式でリレー講義をする。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 導入- 世界文学とは何か | 世界文学を理解する。 |
第2回 | フランス近代小説 ― バルザック | 世界文学の読み方を学ぶ |
第3回 | フランス現代小説 ― プルースト | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第4回 | フランス・中欧文学 ― クンデラ | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第5回 | 中国現代文学I 新文化運動と現代文学の成立 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第6回 | 中国現代文学II 模範劇から見る革命と女性 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第7回 | 中国現代文学III 90年代以降の「新時期文学」 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第8回 | スペイン語圏(特にラテンアメリカ)の文学と映画 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第9回 | スペイン語圏(特にイベリア半島)の文学 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第10回 | 宇宙論と神話の世界(Ⅰ) | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第11回 | 宇宙論と神話の世界(Ⅱ) | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第12回 | 宇宙論と神話の世界(Ⅲ) | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第13回 | 文学都市サンクト・ペテルブルク | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
第14回 | 「金の時代」のロシア文学 | 世界文学の読み方を学ぶ。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし。
講義資料は講義中に配布される。
授業への参加度(リアクションペーパーによる)40%、学期末のレポート課題60%。
特になし。
とくになし