本講義では1980年代後半のバブル期から東日本大震災(2011年)までに見られる日本のスピリチュアル文化を理解することを目的とする。特にスピリチュアリティと社会との関係に重きを置き、スピリチュアルブームとその背景、若者の死生観、大衆文化に見られるスピリチュアリティを扱う。
以下の3つを目指す。
(1)スピリチュアル文化に関する知識を得て、
(2)そのブームの背景を説明できるようになり、
(3)その上でスピリチュアリティ関する自分の考えを語ることができるようになる。
スピリチュアリティ、宗教、死生観、スピリチュアルブーム
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
教員からの問いに対してディスカッションか小レポートで応えるなどして、互いの意見を交換し、認識を深めていきたい。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義概要 | |
第2回 | 宗教とスピリチュアリティ | |
第3回 | スピリチュアルブームとその背景(1) | |
第4回 | スピリチュアルブームとその背景(2) | これまでの講義を聴いて、当該問題に関する小レポートをしたためる。 |
第5回 | スピリチュアルブームとその背景(3) | |
第6回 | 若者の死生観(1) | |
第7回 | 若者の死生観(2) | 死生観ワークショップを行い、小レポートをしたためる。 |
第8回 | 若者の死生観(3) | 先週の議論の報告を行う。 |
第9回 | 大衆文化とスピリチュアリティ(1) | |
第10回 | 大衆文化とスピリチュアリティ(2) | スピリチュアル文化に関するVTRを視聴し、小レポートをしたためる。 |
第11回 | 大衆文化とスピリチュアリティ(3) | 先週の議論の報告を行う。 |
第12回 | スピリチュアルブームの明暗(1) | |
第13回 | スピリチュアルブームの明暗(2) | このテーマについて議論する。 |
第14回 | まとめ―スピリチュアルブームの明暗(3)― | 先週の議論の報告を行う。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし。
検討する資料や情報は講義中に示す。
ディスカッション35%、小レポート35%、確認テスト30%
特になし。