本講義では、経済学の入門として主に経済学史(経済学の発展の歴史)を中心に学ぶ。経済学の始まりとも言えるアダム・スミスから現代の経済学まで扱うことを予定している。 本講義の狙いは、経済学的な思考、方法論に対する理解の入口となることである。経済学は非常に多様な学問であり、経済学者の数だけ経済学があると言っても過言ではないが、それでも重要な転機や大きな流れはあり、それを知っておくことは経済学に対する見通しを良くするはずである。
1.経済学の大まかな歴史を学習する 2.社会を経済学的に見る力を養う
経済学 経済学史 古典派経済学 マルクス ケインズ
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
配布資料をもとに講義します。受講生には毎回コメントペーパーの記入を求め,講義中に質問・コメントに回答します。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション アダム・スミス | スコットランド啓蒙と経済学成立の歴史を学ぶ |
第2回 | リカード&マルサス | マルクスの考え方の背景を学ぶ |
第3回 | マルクス | マルクスの考え方の背景を学ぶ |
第4回 | 限界革命 | 経済学における限界革命の意義を学ぶ |
第5回 | ケインズ | ケインズの考え方をマクロ経済学との関わりの中でとらえる |
第6回 | 「非主流派」の経済学者達 | 経済学の多様性を学ぶ |
第7回 | まとめ,期末試験 | 経済学のこれからについて,期末試験 |
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
無し
講義中に指示する
コメントペーパー:30%,期末試験:70%
日本語の高い読み書き能力