本講義は、日本との関係が深い東南アジア諸国についての理解を促すものである。東南アジア地域の人々と社会、政治、文化について、さまざまな角度から概観する。植民地支配の歴史、国民国家の形成、政治体制、環境問題、地域紛争など実社会における問題と密接にかかわるテーマを取り上げる。
本講義のねらいは、グローバル社会で生きる上で必須となっている異文化理解の促進と、違いを受け入れる寛容の精神の醸成である。東南アジアを知ることを通して、多様な生き方、考え方を知り、他者との協働につなげてほしい。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。 1)多様な文化、宗教、歴史が存在し、独自の発展を遂げ、ユニークな特徴を持っていることが理解できる。
2)国際社会の諸問題を多角的にとらえられる。 3)身につけた知識で、他者との意思疎通が円滑になる。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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国際協力分野:東南アジアにおける平和構築活動の実務経験 |
東南アジア、ASEAN、地域研究、異文化理解、グローバル社会
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
前半は様々なトピックで講義を行い、仲間たちと議論する時間を設ける。後半からは、自らテーマを決め、調べ、授業中に英語による発表をしてもらう。
本講義は、集中講義の形式で以下の通り実施する。
2月13日(火): 第1回(5-6限)、第2回(7-8限)
2月14日(水):第3回(5-6限)、第4回(7-8限)
2月15日(木):第5回(3-4限)、第6回(5-6限)、第7回(7-8限)
講義室:W9-201(西9号館2階)
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション 東南アジアの宗教と文化 | 各回の授業で指示する |
第2回 | 植民地支配の歴史・国民国家形成プロセスと各国の政治 | 各回の授業で指示する |
第3回 | 開発と負の遺産と環境問題・紛争 | 各回の授業で指示する |
第4回 | ASEANとしての東南アジア | 各回の授業で指示する |
第5回 | 発表 | 各回の授業で指示する |
第6回 | 発表 | 各回の授業で指示する |
第7回 | 発表とまとめ | 各回の授業で指示する |
特になし
ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体: ナショナリズムの起源と流行』、白石隆・白石さや訳、書籍工房早山、2007年。
授業への参加度(積極的な質問など)50%と個人のプレゼンテーション50%
特になし