この講義では、各回ごとにテーマを設け、日本近世史の諸相を学びます。
一次史料と呼ばれる書状や日記など、当時の古文書を用いて、多角的な視点から江戸(東京)および日本の歴史を深めます。
1)教科書では知り得ない、多面的な歴史を理解する。
2)現代から見た歴史の通説や常識を検証し、論拠となる史資料の重要性を理解する。
江戸城 旅 趣味 合戦 家宝 町 村
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
対面形式。
授業各回の最後に小レポートを作成する時間を設け、それを毎回の終了時に提出してもらいます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス 歴史学の手法 | 歴史学の手法を理解する。 |
第2回 | 江戸城の歴史 | 江戸城の歴史を概観し、城内の様子を学ぶ。 |
第3回 | 江戸人の旅 | 当時の人々の旅を取り上げ、その実情や楽しみを知る。 |
第4回 | 武家の趣味 | 鷹狩・蹴鞠などを事例として、武家の趣味や嗜好を学ぶ。 |
第5回 | 関ヶ原合戦と大坂合戦 | 関ヶ原と大坂で起きた合戦から、当時の人々の思いを知る。 |
第6回 | 武家の家宝 | 武家が守り抜いてきた家宝の歴史と、人々の意識を考える。 |
第7回 | 江戸の町人と村人 | 江戸の町や近郊の村で暮らした人々の実態を学ぶ。 |
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定しない。
講義資料は各回の授業開始時に配布する。
配点は、各回の授業終了時に回収する小レポート(80%)と期末のレポート(20%)。
履修の条件を設けない
4/12(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/19(水),26(水)、5/10(水),17(水),24(水),31(水)、6/7(水)の全7回です。