2022年度 心理学B   Psychology B

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開講元
文系教養科目
担当教員名
柴崎 光世 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAH.S205
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2022年3月28日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は,心理学の主要な領域のうち,学習,記憶,知能,パーソナリティ,社会的認知,社会的行動,神経心理学を取り上げ,各領域の基礎的な概念,理論,研究成果について説明する.特に,心と脳との関連性について検討する神経心理学についてはやや多くの時間を割き,心の生物学的基礎や各種高次脳機能障害,神経心理学的支援について今日的話題を含めながら講義を進める.また,個々の領域の研究史や研究方法についても適宜触れていく.
 本講義を通して,科学としての心理学の概要を知り,心理学的な観点から人間の行動に対する理解を深めることをねらいとする."

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1)科学としての心理学の概要を理解することができる
2)心理学の主要な専門分野の基礎知識を修得する
3)心理学の多様な知見を日常生活に活用することができる"

キーワード

学習,記憶,知能,パーソナリティ,社会心理学,神経心理学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で進める.毎回の授業の後半にふりかえりのための小テストを実施する.授業では代表的な心理実験のデモも積極的に取り入れる予定である.

=3/23追記=
本講義は、集中講義の形式で以下の通り実施する。
8月22日(月):第1回《3-4限》、第2回《5-6限》、第4回《7-8限》
8月23日(火):第4回《3-4限》、第5回《5-6限》、第6回《7-8限》
8月24日(水):第7回《3-4限》、第8回《5-6限》、第9回《7-8限》
8月25日(木):第10回《3-4限》、第11回《5-6限》、第12回《7-8限》
8月26日(金):第13回《3-4限》、第14回《5-6限》

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 心理学とは 心理学の定義について説明しなさい
第2回 学習1:古典的条件づけ 古典的条件づけについて具体例を挙げて説明しなさい
第3回 学習2:オペラント条件づけ オペラント条件づけについて具体例を挙げて説明しなさい
第4回 記憶1:感覚記憶,短期記憶・ワーキングメモリ ワーキングメモリについて説明しなさい
第5回 記憶2:長期記憶 長期記憶の種類について説明しなさい
第6回 知能:知能の主要理論,知能検査 知能の因子モデルについて説明しなさい
第7回 パーソナリティ1:パーソナリティの主要理論 パーソナリティの類型論と特性論について説明しなさい
第8回 パーソナリティ2:パーソナリティ検査 投影法について説明しなさい
第9回 社会的認知 ステレオタイプについて具体例を挙げて説明しなさい
第10回 社会的行動 社会的促進と社会的手抜きについて説明しなさい
第11回 神経心理学1:神経心理学とは 神経心理学の目的について説明しなさい
第12回 神経心理学2:心の生物学的基礎 脳の解剖学的特徴について確認しなさい
第13回 神経心理学3:種々の高次脳機能障害 高次脳機能障害の種類について説明しなさい
第14回 神経心理学4:神経心理学的支援 神経心理学的支援の課題について意見を述べなさい

教科書

教科書は指定しません

参考書、講義資料等

はじめて出会う心理学〔第3版〕/長谷川 寿一/ 有斐閣アルマ
講義資料を事前に配布します"

成績評価の基準及び方法

期末レポート(50%),小テスト(40%),授業への積極的参加(10%)

関連する科目

  • LAH.S105 : 心理学A
  • LAH.S306 : 心理学C
  • LAH.S417 : 文系エッセンス17:心理学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

人数制限をする場合がありますので、履修希望者は第1回目の講義に必ず出席してください。

授業の内容は変更になる場合があります。

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