2020年度 国際関係論C   International Relations C

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開講元
文系教養科目
担当教員名
川名 晋史 
授業形態
講義    (Zoom)
曜日・時限(講義室)
火7-8(S224)  金7-8(S224)  
クラス
-
科目コード
LAH.S305
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

今年度は例外的に、下記のとおりとする。
参考までに、変更前の内容をシラバスのカラムに残すが、今年度の授業には適用されない。
履修時期を来年度以降にするかどうかの判断材料にされたい。

今年度の授業は次のように行う。
受講生は、熟読すること。

課題図書:
土山實男『安全保障の国際政治学―焦りと傲り』(有斐閣、2004年)を読み、レポートを提出する。

本講義は、zoomの脆弱性と授業運営上のリスクを回避するために、このような形式で授業を行う。
元来、国際関係論Cは国際政治理論を考察することを目的とするものである。
履修者は同書を読み、考察することで、従来の対面授業と同等の学習効果を得られる。
良書に触れるよい機会と思って、じっくり読んでほしい。

1) 初回(5月5日火、7-8限)のガイダンスのみ、zoomで行う。ID等はメールで通知する。ただし、インターネット環境にない者は受講しなくてよい。本授業において単位を取得するために必要な情報は、すべて下記にある。
2) 課題図書は生協やECサイトを通じて各自購入すること。在庫切れ等の理由により、どうしても入手できない者は、購入可能な別の図書を指定する場合がある。該当する者は、教員にメールで相談すること。なお、授業開始の時点で指定図書を入手できていなくても構わない。(※図書を入手できない者のために、教員が指定図書の一部をPDFで提供する可能性も検討したが、著作権法第35条に鑑み、行わないこととした)
3) 出席はとらない。期末試験も行わない。
4) レポートは単なる書評ではなく、課題図書の内容を踏まえ、独自の視点で何らかの考察・調査を行うこと。
5) 調査にあたっては、入手可能な範囲で、他の論文や書籍にあたること。
① 参考図書: ジョセフ S. ナイ『国際紛争―理論と歴史』(田中明彦、 村田晃嗣訳、有斐閣、2002年)
② 国立国会図書館のレファレンスサービス「リサーチ・ナビ」を積極的に活用してほしい。https://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/
③ 論文を読みたい場合は、J-STAGE、Google Scholar、CiNii等を活用すること。
④ 古い本が中心だが、国会図書館デジタルコレクションも使用できる。
    https://dl.ndl.go.jp/
6) レポート〆切: 6月19日(金)(授業最終日)、23時59分まで。
7) レポート提出: OCW-iに提出。ネット環境上、それが難しい学生は、配達記録が残るかたち(レターパック等)で教員の指定する住所に送付する。そのような学生はメール(shinji.kawana@ila.titech.ac.jp)で申し出ること。
8) 分量: 5,000字以上(分量の多寡は評価と無関係)
9) 質問がある場合: 
① メールで受け付ける。宛先は、shinji.kawana@ila.titech.ac.jp 質問が大量に来た場合、教員による返信は原則、授業時間内に行うこととする。学生はメールのマナーに十分、注意してほしい。
② 5月15日(金)、5月29日(金)、6月12日(金)の7-8限に、zoomによる質疑応答の時間を設ける。ID等は、メールで通知する。質問のある学生は参加すること。なお、参加しなくとも評価には一切、影響しない。
10) レポートの評価基準: 
① 客観的な分析・記述がなされているか。
② 独自の調査が行われているか。
③ 批判的に考察されているか。
④ なお、剽窃(コピペ)等が発覚した場合、学内の規定に則り厳正に処する。


以上

―以下は、参考までに、本来であれば行うはずだった授業に関する情報である。
繰り返すが、変更前の内容を以下のカラムに残しているが、今年度の授業には適用されない。


 本講義では、国際関係を捉える基本的な理論枠組であるリアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズムについて考察していく。そしてそれらを具体的な事象に援用し、理論の射程と限界を明らかにすることで、国際関係の構造と多元性を炙り出そうとする。                                                     
そのねらいは、第一に、複雑な国際関係を理解するための相対的な視点を養うことにあり、第二には、理論と実際の反復作業をつうじて、応用範囲の広い問題解決型の思考を形成することにある。

到達目標

本講義を履修することで次の能力を修得する。                                         1)主要な国際関係理論を理解する。                                             2)複数の理論の特徴を理解し、その違いを記述する。                                     3)国際関係理論の歴史的な発展過程を理解する。

キーワード

リアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズム

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式で行うが、受講者との双方向的なやり取りも重視する。

この科目は、人数超過の場合には抽選を実施します。初回の授業に必ず出席するようにしてください。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス 現代の国際政治を理解するために理論を学ぶ意義を理解する。
第2回 社会科学のなかの国際関係論 「科学」としての国際関係論の目的を理解する。
第3回 理論と方法の射程 国際関係理論の説明範囲と実証の方法を理解する。
第4回 リアリズム―自然状態とアナーキー、クラシカルリアリズム リアリズムの思想的基盤と初期のリアリズムの特徴を理解する。
第5回 リアリズム―ネオリアリズム 合理的アクターたる国家が織りなす国際政治力学を理解する。
第6回 リアリズム―ネオクラシカルリアリズム、リアリスト・コンストラクティビズム 国際政治と国内政治の再接近を理論的に理解する。
第7回 リベラリズム―自然調和 リベラリズムの思想的基盤を理解する。
第8回 リベラリズム―相互依存とレジーム リベラリズム躍進の原因を70年代以降の国際関係の諸相の中に見出す。
第9回 リベラリズム―制度とネオ・リベラリズム 「原因」としての制度とはなにか。ゲーム理論の援用とともに理解する。
第10回 コンストラクティビズム―合理主義の陥穽 主要理論はなぜ冷戦の終結を予見できなかったか。その陥穽を理解する。
第11回 コンストラクティビズム―間主観性、規範、適切性の論理 国際関係を規定する非物質的な要因とはなにか。理論の新展開を捉える。
第12回 構造主義―国際システムの階層性 米国が構築する階層的な国際システムの特質を理解する。
第13回 応用―対外政策決定論 事例(キューバ危機)を用い、国家の対外政策決定過程を理解する。
第14回 期末試験

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし。毎回レジュメを配布する。

参考書、講義資料等

・川名晋史(編)『共振する国際政治学と地域研究』(勁草書房、2018年)

成績評価の基準及び方法

中間試験(20%)、期末試験(80%)

関連する科目

  • LAH.S104 : 国際関係論A
  • LAH.S204 : 国際関係論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

shinji.kawana[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。

その他

この科目は、人数超過の場合には抽選を実施します。初回の授業に必ず出席するようにしてください。

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