2019年度 文系エッセンス1:人間力を育む   Essence of Humanities and Social Sciences1:Toward Our True Nature

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中野 民夫 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(H101)  
クラス
-
科目コード
LAH.S401
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、専門に加えて広く人間性・社会性を養い大きな志を育もうとするリベラルアーツ教育の一環として、現代社会の様々な課題に貢献できる「人間力」の基礎を習得することを目指す。具体的には、SDGs(持続可能な開発目標)、対話と協働、プレゼンテーションとファシリテーション、マインドフルネス、自分の研究を専門外の人にわかりやすく説明する、などを、参加体験型のワークショップ形式を通して学び合う。
 本講義のねらいは、受講生が、幅広い人間性や社会性を養い、これからの世界に貢献する大きな志とトータルな人間力を育むことにある。

到達目標

本講義を履修することで、受講生は以下の能力を修得する。
1)現代の社会人に求められる基礎力、SDGs(持続可能な開発目標)の概要、対話と協働に必要なこと、などを理解する。
2)創造的な対話と協働、プレゼンテーションとファシリテーションなどを、実践的に体験を通して学ぶ。
3)今ここのありのままに気づくマインドフルネスの基礎を体得する。

キーワード

人間力、社会人基礎力、SDGs(持続可能な開発目標)、対話、協働、プレゼンテーション、ファシリテーション、マインドフルネス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

一方的な知識伝達ではなく、参加や体験を重視した参加型授業で進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション:「人間力を育む」の概要、参加型授業について 体験のふりかえり。
第2回 えんたくんでワールドカフェ:対話のワークショップ 体験のふりかえり。宿題「コミュニケーションについて」読んでミニレポートを書く
第3回 創造的なダイアローグとコラボレーションの魅力と難しさ 体験のふりかえり。
第4回 相互インタビューと他己紹介でお互いのことを深く知る 体験のふりかえり。
第5回 参加と協働を育むファシリテーションの基礎スキル 体験のふりかえり。20分プレゼン&ファシリテーションの準備
第6回 プレゼンテーション(自分の専門)&ファシリテーション(グループでの対話)実習その1 体験のふりかえり。20分プレゼン&ファシリテーションの準備
第7回 プレゼンテーション(自分の専門)&ファシリテーション(グループでの対話)実習その2 全体をふりかえり最終レポートを書く。
第8回 総復習ワールドカフェ:各自の最終レポートを元に 全プロセスをふりかえり、日々に活かす。

教科書

特になし。必要な資料は随時配布する。

参考書、講義資料等

中野民夫『みんなの楽しい修行』(春秋社、2014、 ISBN978-4-393-33338-9)
中野民夫『学び合う場のつくり方』(岩波書店、2017)

成績評価の基準及び方法

積極的な授業への参加(毎回の宿題、グループワーク、フィードバックシートを含む)80%、最終レポート20%

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

他者や世界への興味・関心。新しい物事への好奇心。基本的に全回に参加すること。遅刻はグループワークの妨げになるので認めない。

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