2019年度 教養特論:日本思想史   Special Lecture: Intellectual History in Japan

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開講元
文系教養科目
担当教員名
畑中 健二 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
火7-8(W242)  金7-8(W242)  
クラス
-
科目コード
LAH.H307
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月19日
講義資料更新日
2019年6月10日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、一つのテーマを定めて日本思想史を読み解く。本年度のテーマは「悪」。
「悪」に関する諸言説の読解・検討・批判を通して、日本における「悪」の思想を歴史的・多面的に把握する。

到達目標

本講義では以下を目指す。
1)日本思想史上の「悪」の特徴、背景、その多様性を把握する。
2)レポート実作を通して、資料読解・考察・相互批判・説得力ある論の構築という人文科学の基本的手法を学ぶ。

キーワード

日本、倫理、宗教

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

プリントを配布しての講義形式。スライドやビデオも活用する。また、講義内容に関連し、テーマを定めて少人数によるグループ・ディスカッションを課すこともある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:「悪」への招待─今なぜ「悪」か?
第2回 古代・中世の思想世界
第3回 古代・中世と悪(1)神話の中の「悪」 『古事記』『日本書紀』
第4回 古代・中世と悪(2)「悪党」の横行 『今昔物語集』(11-12世紀)、『平家物語』
第5回 古代・中世と悪(3)「悪人」と救い 『歎異抄』(13世紀)
第6回 近世の思想世界
第7回 近世と悪(1)赤穂事件、悪いのは誰か? 『仮名手本忠臣蔵』(1748)
第8回 レポートのピアレビューとディスカッション 第一レポートのピアレビューと改訂
第9回 近世と悪(2)国学にとっての「悪」 本居宣長『古事記伝』(1798)
第10回 近世と悪(3)化政期における悪の深まり 鶴屋南北『東海道四谷怪談』(1825)
第11回 近代の思想世界
第12回 近代と悪(1)「悪女」について 尾崎紅葉『金色夜叉』(1892-1902)
第13回 近代と悪(2)和辻哲郎にみる共同体の「悪」 和辻哲郎『倫理学』(1937-1949)
第14回 近代と悪(3)悪の化身フー・マンチュー博士について サックス・ローマー『怪人フー・マンチュー』(1913)
第15回 近代と悪(4)丸山眞男とハンナ・アーレント 丸山眞男『現代政治の思想と行動』(1956-1957) アーレント『イェルサレムのアイヒマン』(1963)

教科書

プリント配布

参考書、講義資料等

参考文献は講義の中で随時紹介する。

成績評価の基準及び方法

第一レポート: 40%、第二レポート(期末): 60%
二回のレポート提出を必須とし、その内容によって評価する。詳細は初回授業で説明する。

関連する科目

  • SHS.U442 : 文化・芸術分野特論S1B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

この科目は、人数超過の場合には抽選を実施いたします。初回の授業に必ず出席するようにしてください。

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