本講義は、身近なアジアで起きている紛争を事例に、昨今の紛争の特徴や要因を歴史的、政治的、経済的、社会的に理解することを促すものである。エスニックな紛争、分離独立運動、そしてテロリズムについて具体事例を取り上げながら考えていく。
本講義の狙いは、紛争を多角的に分析する力を養うことである。平和の構築のために自分は何ができるか考えるきっかけとなってほしい。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。 1)特にアジアで起きている紛争の存在を知り、その地域の理解を深めることができる。
2)世界で起きている紛争の要因を多角的にとらえることができる。 3)紛争の解決に向けた取り組みを知り、自らは何ができるか考えるきっかけとなる。
紛争分析、平和構築、エスニック紛争、分離独立運動、テロリズム
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業に関するイントロダクションのあと、様々なテーマで講義する。履修者は毎回リアクションペーパーを提出する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション | 各回の授業で指示する |
第2回 | 「新しい戦争」とは何か | 各回の授業で指示する |
第3回 | 具体事例1.エスニックな紛争 | 各回の授業で指示する |
第4回 | 具体事例2.分離独立運動 | 各回の授業で指示する |
第5回 | 具体事例3.テロとの戦いとナショナリズムの高揚 | 各回の授業で指示する |
第6回 | 紛争の分析 | 各回の授業で指示する |
第7回 | 平和構築とは何か | 各回の授業で指示する |
第8回 | まとめ | 各回の授業で指示する |
特になし
メアリーカルドー『新戦争論―グローバル時代の組織的暴力』、山本 武彦/渡部 正樹訳、岩波書店, 2003年。
授業への参加度(リアクションペーパーによる)が40%、学期末のレポート課題が60%。
特になし