標準化戦略は、標準化により、イノベーションに伴う新たなビジネスルールや市場を創る戦略である。
本科目は「グローバルビジネスと標準化」の理解を深めることをねらいとする。グローバルなビジネス活動における標準化・認証(適合性評価)の重要性とともに 、国際社会のルールづくりとしての標準化、インフラ整備と標準化、社会革新のツールとしての標準化などについて講義する。
本科目は、Zoomによる直接的指導型の「ライブ授業」である。したがって、したがって、毎回の講義を必ずリアルタイムで受講すること。研究室のゼミ等や他の講義の受講等で定常的に出席できないのであれば履修しないこと。
履修に先立って、Zoomアプリの最新版がダウンロードされていることを確認すること(Chrome等ブラウザで接続すると不安定だったり、機能が限定されることがあるので避けること。)。集中力を維持するために、接続するデバイスはPC、タブレットなどなるべく画面が大きい方が望ましい。
グローバルなビジネス活動に必要な標準化・認証(適合性評価)の基礎概念を習得するとともに 、国際社会のルールづくりとしての標準化、インフラ整備と標準化、社会革新のツールとしての標準化 、国際標準化の交渉術などについて理解する。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
---|---|
すべての講義は実務経験豊富な教員およびゲスト講師によって実施される。 |
国際標準化、認証、グローバルビジネス、ルールづくり、社会革新
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義資料を3日前までに配布し、授業で解説し、質疑応答とディスカッションを行う。
講義内容や講義順は変更となる場合がある。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 認証(適合性評価)の意義 | 認証(適合性評価)について理解する 認証(適合性評価)の意義を説明できる |
第2回 | グローバル経済と認証システム | 国際ルールづくりとしての認証システムを理解する |
第3回 | IoTの国際標準化 | IoTに関する国際標準化の動向と求められる対応について理解する |
第4回 | 鉄道分野の国際標準化 | 国際展開する鉄道事業における標準化の意義を理解する |
第5回 | リスクマネジメントと認証制度 | リスクマネジメントのツールとしての認証制度を理解する |
第6回 | 鉄道事業と認証制度 | インフラ事業における認証制度の重要性を理解する |
第7回 | 標準化・認証のビジネス活用と講義のまとめ | これまでの講義を踏まえて標準化と認証のビジネス活用について体系的に理解する |
学修効果を上げるため,配布資料等を元に授業内容に関する予習をすること、授業後に復習(受講レポート作成)を行うことが期待される。
なし
事前にT2SCHOLAに講義資料をアップし、授業では配布しない。
毎回の講義に対する受講レポート(ただし、それぞれの講義について出席時間が8割に満たない場合には、その講義に対する受講レポートの評価は0.5を乗じたものとする。)合計70%
課題レポート 30%
事前に身につけているべき知識や技術はない。標準化戦略 Iを受講していることが望ましい。
イノベーションとは市場を創造・拡大するものです。そのためには、新たなビジネスルールづくりが不可欠であり、標準化が重要なツールです。
実践的な講義内容で、グローバルなビジネス展開に役立つことをねらいとする講義です!