戦略的ディベートの実践では、フォーマルなプロセスに基づいて、英国流のディベート術を学習することを目的とする。
毎回、賛成派、反対派に分かれて、オックスフォード大学のディベートソサイエティーのスタイルのディベートを行う。 ディベートではいくつかのスキルの統合が必要である、すなわち、早く論点を整理し、説得力のある方法で論点を述べ、相手が主張している点に対して反論する能力、自己主張するプレゼンテーション能力などである。これらを総合的に学習する。
英国流ディベートを行うための知識とスキルを習得する。 素早く論点を整理し、説得力のあるスピーチを作る能力、効果的なプレゼンテーションやコミュニケーション能力、ボイストレーニングや交渉力を実践的に学ぶ。
戦略的ディベート、英国流、フォーマルなプロセス
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本コースは1Qから成る。初めの30分で、毎回異なるスキルを習得する訓練を行う。後半では毎回異なるトピックに関するディベートを行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション | オリエンテーションとトライアルディベートを行う。またオックスフォード大学ディベートソサイエティーのディベートをビデオで見る。 |
第2回 | 論点を整理し、スピーチを組織化する | 論点を整理し、スピーチを組織化する訓練を行った上で 、教育は成功の根源であるというトピックのディベートを行う。 |
第3回 | 反論する訓練 | 反論する訓練を行い、二つ目のディベートを行う。 |
第4回 | 相手の言っている事を聞く訓練 | 聞く力を習得した上で3回目のディベートを行う。 |
第5回 | ディベートのスタイルを改善する訓練 | ディベートのスタイルを改善する訓練をした上で4回目のディベートを行う。 |
第6回 | 発声の訓練 | 発声の訓練をした上で5回目のディベートを行う。 |
第7回 | 交渉力の訓練 | 交渉力の訓練をした上で6回目のディベートを行う。 |
第8回 | 様々なスキルを統合した上で最終ディベートを行う | 様々なスキルを統合した上で最終ディベートを行う |
無し
資料は配布する
ディベート力やその他の訓練の成果を評価する。トピックは毎回、徐々にチャレンジングなものになって行く。
経済や経営の知識は必要ではない。 最大人数は14-15名である。
英語で行われる。積極的なディベートを期待する。