2024年度 文化・芸術分野特論S1A   Graduate Lecture in Culture and Arts S1A

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
河村 彩 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(W3-205(W322))  
クラス
-
科目コード
SHS.U441
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2024年3月14日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この授業ではニコラ・ブリオーの『関係性の美学』(水声社、2024年)を読み、現代美術を考察するための方法論を習得する。授業では文献講読を行い、内容を踏まえた上でディスカッションを行う。この授業のねらいは、受講生にさまざまな論点から社会と芸術の問題を考察する力を身に着けさせることである。また、テキストを精読し、参照する方法を身につけさせることである。

到達目標

この授業では次のような知識および能力を習得することを目標とする。
・現代美術および視覚イメージを分析する理論を習得する。
・さまざまな美術作品を理解し、視覚文化と現代美術に対する批評的な見方を習得する。
・知識や理論に基づいて、視覚的イメージと現代美術を理解し、批評できるようになる。

キーワード

視覚文化、美術論、メディア論、社会学、表象文化論

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

受講者全員が指定された文献を読んでおき、担当者はレジュメを作成すること。担当者による発表の後にディスカッションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 最初の授業で著者と本を紹介し、どの章を講読するか参加者と決定する。 目次に目を通しておくこと。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

ニコラ・ブリオー『関係性の美学』辻憲行訳(水声社、2024年)、ニコラ・ブリオー『ラディカント』武田宙也訳(フィルムアート社、2023年)、クレア・ビショップ「敵対性と関係性の美学」『表象』第5号(月曜社、2011年)、『コンテンポラリー・アート・セオリー』筒井宏樹編(イオスアートブックス、2013年)

成績評価の基準及び方法

授業への貢献度(50%)、期末レポート(50%)。

関連する科目

  • LAH.S414 : 文系エッセンス14:歴史学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

現代美術、社会問題等に関心があること。

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