2016年度 教育メディア工学B   Educational Media and Design B

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
室田 真男 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(W9-202)  
クラス
-
科目コード
SHS.M446
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年2月2日
使用言語
日本語
アクセスランキング
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講義の概要とねらい

「教育メディア工学A」の内容を発展させ,効果的なe-Learningコースを制作するための理論および原則を実践的に学ぶ。知識伝達型だけにとどまらず,21世紀型スキルに代表される新しい能力開発のためのe-Learningコンテンツやコースについても検討する。

本コースにより,効果的なe-Learningコースを設計するための知識を習得することができる。さらには,世界的に展開されているオンライン学習コースについて比較評価することより,グローバルな視点で学びを捉えられるようにする。

到達目標

・ 「教育メディア工学A」の内容を発展させ,e-Learningコースとしての教授設計法を学び,具体的なコースを設計することができる.
・ 21世紀型スキルに代表される新しい能力育成のためのe-Learningコンテンツやコースについて,様々な技法やコース設計について学び,特徴や違いを説明することができる.
・ 世界的に展開されているオンライン学習コースについて批判的に評価することができる.

キーワード

e-Learning,教授設計法,協調学習,21世紀型スキル,シミュレーション教材,ゲーム教材,MOOC

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義とその内容に関するグループディスカッションやワークショップを組み合わせながら進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 e-Learningとは e-Learningの特徴について説明することができる
第2回 e-Learning教授設計法 e-Learningの特徴について説明することができる
第3回 演習の設計 e-Learningコースの演習を設計することができる
第4回 協働学習 e-Learningコースにおける協働学習を設計することができる
第5回 Thinking Skillの育成 Thinking Skillを習得させるためのe-Learningコースの特徴を説明することができる
第6回 シミュレーション・ゲーム学習 よりよい学びのためのシミュレーションおよびゲーム教材の特著を説明することができる
第7回 MOOCs 様々なMOOCコースを比較検討し,e-Learningコースとして評価する
第8回 様々なe-Learningコース 授業をふりかえり,効果的なe-Learningコースの設計を省察する

教科書

必要に応じて資料を配付する

参考書、講義資料等

・ 鈴木克明(2002)教材設計マニュアル―独学を支援するために,北大路書房
・ 鈴木克明ほか(2013)インストラクショナルデザインとテクノロジ: 教える技術の動向と課題,北大路書房
・ Richard E. Mayer(2009)Multimedia Learning,Cambridge University Press
・ Ruth C. Clark, Richard E. Mayer(2011) e-Learning and the Science of Instruction: Proven Guidelines for Consumers and Designers of Multimedia Learning, Pfeiffer

成績評価の基準及び方法

数回の中間レポート,最終レポートの内容に基づく

関連する科目

  • SHS.M445 : 教育メディア工学A
  • SHS.M463 : 教育メディア工学演習A
  • SHS.M464 : 教育メディア工学演習B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「教育メディア工学A」とあわせて履修すること。

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