2019年度 科学技術社会分野特論F1A   Graduate Lecture in Science, Technology and Society F1A

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
多久和 理実 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金3-4(W9-407)  
クラス
-
科目コード
SHS.S443
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年9月30日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、特に科学革命に関する描写に注目しながら、古代から17世紀後半までの科学の歴史をたどる。
それぞれの描写の違いを検討し、科学革命が学者たちによってどのように受け取られているのかを考える。

到達目標

本科目を履修することによって、以下を習得する。
1) 科学および科学活動の起源と変遷について知る。
2) 現在の起源として過去を見るのか、その時代に価値が置かれていたものを見るのか、歴史の描き方について意見を持つ。

キーワード

科学史 科学哲学 科学者 社会

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

最初に学生が課題の文献についてプレゼンテーションを行い、その後、ディスカッションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:古い世界と新しい世界 科学史がどのような学問であるのかを知る。
第2回 最初のはじまり:ギリシアと中国における自然知識 古代ギリシアと中国における「知識」について知る。
第3回 イスラム文明と中世およびルネサンス期のヨーロッパ 中世およびルネサンス期における「知識」について知る。
第4回 3つの革命的な変化 17世紀前半における革命的な変化について知る。
第5回 危機を乗り越える 17世紀前半における危機について知る。
第6回 3つの部分からなる拡大 17世紀半ばにおける革命的な変化の拡大について知る。
第7回 革命的な変化の継続 17世紀後半における革命的な変化について知る。
第8回 エピローグ:振り返って見ることと先を見ること 歴史の描き方について意見を持つ。

教科書

H. F. Cohen, The Rise of Modern Science Explained: A Comparative History (Cambridge: Cambridge University Pres, 2015).

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

授業への参加(出席とプレゼンテーション)50% 、期末レポート 50%

関連する科目

  • LAH.T102 : 科学史A
  • LAH.T202 : 科学史B
  • LAH.T302 : 科学史C
  • LAH.S433 : 文系エッセンス37:科学史

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

主に英語の文献を利用する。
そのため、中級以上の英語読解力があることが望ましい。

その他

参加者によってトピックを変更することがあります。

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