科目の概要とねらい: 従来と比較し自由を損ない断片化し安全性を損なった「グローバルなインターネットの時代の終焉」と言われている現状の実態と仕組みを根底から理解することで,未来のデジタル社会についてデジタル行政を政府内外で牽引してきた講師陣と共に考えることを目的とする.
(なお,講師の先生方の名前と略歴は以下の通りです. 落合陽一: 筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長,赤石浩一: 前デジタル庁デジタル審議官, 谷脇康彦: 前総務省総務審議官/郵政・通信担当)
世界におけるデジタル社会の現状について理解した上で,我が国のデジタル政策のあり方や考えについて学び,これからの未来について各々が考え新たに社会を切り拓く力を身につける.
デジタル革命,デジタル民主主義,データ駆動社会,デジタルとアート
専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
✔ 赤石浩一先生と谷脇康彦先生は官僚トップを務められた方です.筑波大の落合陽一先生はデジタルのメディアアーティストです.多くの質問を期待しています. |
講義
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | デジタルシステム 赤石浩一 | 講義中に提示 |
第2回 | デジタル社会改革 赤石浩一 | 講義中に提示 |
第3回 | デジタル革命・新しいデジタルへの契機・デジタル民主主義 谷脇康彦 | 講義中に提示 |
第4回 | データ駆動社会 谷脇康彦 | 講義中に提示 |
第5回 | ICT破壊的イノベーションの創出 谷脇康彦 | 講義中に提示 |
第6回 | デジタルとアートI 落合陽一 | 講義中に提示 |
第7回 | 第7回:デジタルとアートII 落合陽一 | 講義中に提示 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教養としてのインターネット論 世界の最先端を知る「10の論点」 日経BP社2023年
教養としてのインターネット論 世界の最先端を知る「10の論点」 日経BP社2023年
宿題,課題レポート
特になし
笠井康子 kasai.y.aa[at]m.titech.ac.jp
10:00-18:00