2020年度 多種材料と標準化の俯瞰と理解   Perspective and Understanding of Various Kinds of Material and Standardization

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開講元
地球環境共創コース
担当教員名
髙橋 邦夫 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木1-2(Zoom)  
クラス
-
科目コード
GEG.T502
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

標準規格と産業(製造業)は密接に関係している。規格は科学技術に立脚して作られているが,それ以外に様々な社会的要因の影響を受ける。科学技術以外の要因が主に規格を決めている場合もめずらしく無い。殆どのエンジニアが社会に出たとたんに,ISO規格と米国(ASME)規格の混在に混乱するのが良い例である。多くの産業に密接に関連する材料を例にあげ,標準化に関して,グローバルに活躍するエンジニアに今求められている対応と将来求められる対応を,俯瞰的な観点から理解してもらう。

到達目標

この講義を受けることにより,材料技術についての規格の標準化に対する対応の基本的な指針を示すことができるようになる。

キーワード

材料の科学技術,規格,産業の国際展開

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義,課題に対する討論

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 標準規格と産業 産業と規格の関係を理解し,産業における規格の重要性性を知る
第2回 国際規格の仕組みの概要 国際規格が決まる仕組みを理解する
第3回 日本の規格の仕組みの概要 日本の規格が決まる仕組みを理解する
第4回 製造業における材料の位置付けと材料に関わる規格と科学技術 材料の科学技術が製造業においてどのような位置づけにあるのかを理解し材料に関わる規格と科学技術の関係を理解する
第5回 材料に関わる規格と製造業 材料に関わる規格と製造業の関係を理解する
第6回 欧州(ISO)と米国(ASME,AWS)の戦い グローバル企業に所属するほとんどのエンジニアが直面する欧州規格と米国規格の難しい関係を理解する
第7回 民主主義と資本主義と規格戦略と 民主主義や資本主義に反して進められる規格戦略を理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

レポート課題

関連する科目

  • ZUQ.T202 : 熱力学(国際開発)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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