2024年度 先端技術を用いた社会課題解決   Solving Social Issues with Cutting-Edge Technology

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開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員名
中谷 桃子  山口 雅浩  近藤 隆 
授業形態
演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(G1-103 (G114))  
クラス
-
科目コード
ESD.E407
単位数
1
開講年度
2024年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2024年3月15日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

大学では多様な先端技術がさまざま研究されていますが、社会に目を向けると、環境問題、高齢化問題、貧困・格差の問題等、多くの問題が山積しています。技術を追求・研究する我々は社会課題解決にどのように寄与できるのでしょうか? 本授業では社会課題を、情報通信技術を始めとする技術でどのように解決し得るかを検討し、「技術を使う/応用する」という視点を身に付けることを目指します。

到達目標

・プロジェクトベースの学習を通して、課題設定力を養う。また、社会課題を解決するための技術の在り方について、深い洞察を得る。
・日頃接触することのない社会課題解決の実践者との対話を通して、社会課題を自分ごととして捉えるとともに、技術の持つ価値、応用可能性について視野を拡げる

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
・サービスデザインのコンサルティング経験者が本講義を担当。サービスデザインに関する内容を講義、本講義のグループ課題のプロセスは同知見をもとに設計。
・イノベーション経営の実践家が本講義を担当。社会課題に対する取り組み方などを指南。

キーワード

社会課題解決、起業家、サービスデザイン、技術の探索、専門家インタビュー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本授業では、情報通信技術を始めとする既存/研究中の技術を用いて社会課題解決に資するソリューションを検討します。具体的には、現場で社会課題解決に取り組む実践者の方のお話を聴き対話を行ったうえで、チームで課題設定を行い、その解決策を検討します。
解決策検討にあたっては、所属する研究室で保有/研究する技術はもとより、研究室外で研究されている技術も幅広く探索していただきます。授業の最後には、活動成果を実践者の方々向けにプレゼンをしていただきます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ・サービス開発の最新トレンドや基本的な考え方についての講義 ・社会課題解決に取り組む実践者のビデオを元に、自チームで取り組みたい課題を検討する 事前課題:ビデオ教材の視聴
第2回 ・「正しい問い」をたてるための方法についての講義 ・確定したテーマについて、具体的なテーマとアプローチ案を検討。 ・社会起業家へのインタビューを計画し、質問項目を策定する
第3回 社会起業家(実践者)にインタビューを実施。検討しているアプローチを提案し、フィードバックをいただく。 インタビューを実践・インタビューの振り返りを実施
第4回 社会起業家から頂いたフィードバック結果を整理し、課題を特定し、アイディアを検討する インタビューを実践・インタビューの振り返りを実施
第5回 ・アイディア出しの方法を学ぶ ・技術カード等の道具を用い、特定した課題の解決策を具体的に検討。 また、学内外で関連技術を保有する研究者を探し、より詳しく知るためのインタビューを計画・実施。 プロトタイプの作成、技術インタビューの実施
第6回 技術専門家からのフィードバックを受けて、解決策を精緻化。 プロトタイプを作成。提案内容を精緻化し、プロトタイプをアップデートし、発表準備を進める。 技術インタビューの整理、プレゼンテーションの準備
第7回 発表・講評

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

資料は授業中に配布する。

成績評価の基準及び方法

グループ課題における議論への貢献(3割)・発表(3割)・および出席・レポート(4割)

関連する科目

  • ICT.D301 : 情報通信技術を用いたサービスデザイン
  • ESD.B402 : エンジニアリングデザインプロジェクト
  • ESD.H402 : 社会起業

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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