2023年度 工業化学   Industrial chemistry

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開講元
融合理工学系
担当教員名
BOONYUBOL SASIPA 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(S3-206(S323))  木7-8(S3-206(S323))  
クラス
-
科目コード
TSE.A304
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2023年12月13日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義は現代の生活に必要不可欠な化学工業について説明します。各講義には、石油工業、石炭工業などのような重要な工業を一つ取り上げて、原料から製品までの流れを説明します。

到達目標

講義の目的は学生が以下のような知識を習得すること。
1.さまざまな化学工業の物質の流れ二冠する知識
2.さまざまな化学工業のこれからの傾向
3.さまざまな化学工業に伴う環境問題

キーワード

工業化学、化学プラント、化学プロセス、物質合成

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各講義に一つの化学工業を取り上げて説明します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学プロセス産業における工業化学と環境側面の紹介 コースの一般的な背景と導入部を説明する。
第2回 工業化学における 化学プロセス産業における基本的な概念と定義について説明します。
第3回 有機化学工業 - 石油工業 有機化学工業に属する産業を特定する。石油産業について、その製造プロセス、運用上・技術上の留意点、環境への影響などを調査・分析する。
第4回 石油化学工業 石油化学工業について調べます。製造プロセス、石油化学製品を製造するための化学反応を学び、この産業の環境への影響について学びます。
第5回 発表 学生は、与えられたテーマについてクラスで報告します。
第6回 高分子:繊維・フィルム ポリマー産業について分析します。合成繊維や合成フィルムの製造プロセスや化学反応を知り、ポリマー産業が環境に与える影響についても学びます。
第7回 化学プロセス業界からの招待講演 化学プロセス業界からの招待講演
第8回 化学プロセス業界からの招待講演 化学プロセス業界からの招待講演
第9回 製薬工業 製薬業界を吟味する。医薬品の製造に関わる製造プロセス、反応、規制要件について学びます。製薬業界における環境への影響について学ぶ
第10回 化学プロセス業界からの招待講演 化学プロセス業界からの招待講演
第11回 無機化学品製造(硫酸、アンモニア、苛性ソーダ 無機化学品(硫酸、アンモニア、苛性ソーダ)の製造におけるさまざまな製造プロセスと技術的考慮事項を特定する。 これらの無機化学物質の製造における環境への影響を述べることができる。
第12回 バイオマスからのエネルギーと化学品の生産 バイオマスからどのようにエネルギーや化学原料が生産されるかを説明できる。バイオマスからのエネルギーと化学物質の生産に使用される典型的なプロセス図を分析する。バイオマス分野におけるいくつかの重要な環境問題を述べることができる。
第13回 グループワーク グループワーク
第14回 最終報告書の発表 学生は、与えられたテーマについてクラスで報告します。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

The course material will be distributed by instructor on T2SCHOLA

成績評価の基準及び方法

Assignment: 40%
Presentation: 50%
Class participation: 10%

関連する科目

  • TSE.A313 : 資源・エネルギー工学概論
  • TSE.A202 : 固体・構造力学基礎
  • TSE.A201 : 材料・物性工学基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

コースのトピックや順番は変更になる可能性があります。

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