国際開発に関わる業務、プロジェクトに関する講義を通じて、国際開発や市民社会が直面する課題に対する理解を深め、さらに具体的な事例とグループ討論・発表を通じて理解し、課題発見能力やチークワーク力を実践できるようになることを目的とする。本講義は講述とグループ討論・発表を組み合わせて行う。講義への積極的な参加・発言を強く期待する。
本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)国際開発に関わる様々な組織の業務や役割を知り、途上国を含む国際社会における様々な現代的課題を具体的に考察できるようになる。
2)講義における設定課題を通じて、関連する課題の解決方策を検討する能力を実践できるようになる。
3)グループ討論および発表を通じて、チームワーク力を実践できるようになる。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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本講義は、国際開発や市民社会のために具体的に活動している実務的専門家を外部より招聘し、その活動内容に関する講義を通じて、受講学生の理解を促すことも目的としている。本科目の履修が、受講学生自らの社会に対する多様な視座の獲得の一助となり、また、キャリアプランの構想の一助となることを期待するものである。 |
国際開発、共創、市民社会
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
複数の講師による講義とグループ課題発表を組み合わせて行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 講義の概要説明 阿部(東工大) | 講義当日、本科目全体に対するレポート課題が示される |
第2回 | 国際開発における国際機関の役割(講師:齋藤法雄氏(アジア開発銀行, ADB) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第3回 | 貧困、開発、JICA(講義、講師:市口 知英氏 (国際協力機構、JICA) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第4回 | 国際開発における国際機関の役割(講師:齋藤法雄氏(アジア開発銀行, ADB)グループ発表 | なし |
第5回 | 貧困、開発、JICA(講師:市口 知英氏 (国際協力機構、JICA)グループ発表 | なし |
第6回 | 環境政策における国際化動向(持続的消費と生産、講義・課題提示、講師:堀田 康彦氏、地球環境戦略研究機関(IGES)) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第7回 | 開発コンサルタントの業務(講師:森尾 康治氏(オリエンタルコンサルタンツグローバル) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第8回 | 環境政策における国際化動向(グループ発表、持続的消費と生産、講義・課題提示、講師:堀田 康彦氏、地球環境戦略研究機関(IGES)) | なし |
第9回 | 開発コンサルタントの業務(講師:森尾 康治氏(オリエンタルコンサルタンツグローバル)グループ発表 | なし |
第10回 | 国際開発における非政府組織(NGO/NPO)の役割(講師、木内 真理子氏、 ワールドビジョンジャパン) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第11回 | 国際開発における民間企業の役割(講師:坂井正実氏、オリックス株式会社) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第12回 | 国際開発における非政府組織(NGO/NPO)の役割(講師、木内 真理子氏、 ワールドビジョンジャパン)グループ発表 | なし |
第13回 | 国際開発における民間企業の役割(グループ発表、講師:坂井正実氏、オリックス株式会社) | なし |
第14回 | 本講義のまとめと討論 阿部(東工大) | 本科目全体に対するレポート課題を再確認する。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし。必要な資料は適宜配布する。
World Development Report (for multiple years), the World Bank
講義に対するレポート(40%)
グループ発表に対する評価(約30%)
個別最終レポート(約30%)
各回への参加を必須としています。
特になし
2022年度は、主に遠隔講義形式により開講するが、履修学生人数および所属を確認後、一部対面式として実施できないか検討する。アナウンスメントに留意すること。
受講人数に応じて、グループ発表の形式を変更する可能性がある。