ヨーロッパとアメリカにおける大学と学校を中心に取上げ、歴史的背景、教育制度、入試制度などを踏まえて、日本との相違を理解させる。具体的には、最初、イギリスにおけるカレッジの起源や建築構成を理解した上で、アメリカ東部における大学の起源に触れながら、その後の発展と外部空間構成を学ばせる。次に、国別の教育制度と対応させながら学校建築と教室配置を学ぶ。最後に、課題として、日本における近年の小中学校建築や教育関連施設について、学生によるプレゼンテーションを通して習得させ、将来の在り方に向けて課題を理解させる。
【到達目標】建築計画の基礎知識を前提とし、欧米の大学や小中高等学校を中心に、教育制度を含めて題材としながら、日本との相違を理解すると共に、都市空間・建築空間の計画手法を修得する。
【テーマ】
①欧米の教育制度と大学及び学校、②イギリスにおけるカレッジと建築構成、③アメリカにおける大学キャンパスのマスタープランと外部空間構成、④ヨーロッパにおける近年の大学キャンパス、⑤日本における近年の小中学校建築、等
大学キャンパス、 学校建築、 教育制度、 建物配置、 初等教育施設、 中等教育施設、 寄宿舎付学校、 ヨーロッパ、 アメリカ
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
H30(2018)年度、第1回目は「空間計画学特論第一 (2Q:火5−8)」の第1回目にてガイダンスをおこなう.
(講義、英文資料のリーディング、インターネットでの検索、対話などを通して授業をおこなう)
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ヨーロッパにおける大学の歴史 | 大学の歴史 |
第2回 | イギリスにおけるカレッジの出現と建築配置 | イギリスにおけるカレッジ |
第3回 | アメリカにおける大学キャンパスの歴史 | 大学の歴史 |
第4回 | アメリカ東部における大学キャンパスの起源 | アメリカの大学キャンパス |
第5回 | アメリカ東部における大学キャンパスの発展と建築配置 | アメリカの大学キャンパス |
第6回 | アメリカ西部における大学キャンパスの発展と建築配置 | アメリカの大学キャンパス |
第7回 | ヨーロッパにおける大学キャンパスの発展と建築配置 | ヨーロッパの大学キャンパス |
第8回 | ヨーロッパ及びアメリカにおける学校建築と教育制度 | 欧米の学校建築 |
第9回 | ヨーロッパ及びアメリカにおける初等学校建築 | 欧米の学校建築 |
第10回 | ヨーロッパ及びアメリカにおける中等学校建築 | 欧米の学校建築 |
第11回 | ヨーロッパ及びアメリカにおける寄宿舎付高等学校 | 欧米の学校建築 |
第12回 | 日本における初等学校建築 | 日本の学校建築 |
第13回 | 日本における中等学校建築 | 日本の学校建築 |
第14回 | 日本における初等学校建築:課題発表・講評会 | |
第15回 | 日本における中等学校建築:課題発表・講評会 |
なし
担当教員が用意する資料を用いる。
授業への参加状況(発言内容と積極性)、課題の評価により総合的に評価する。
建築計画に関する基礎知識