本講義では、木造建築物の構造安全性を支える技術を中心に解説する。我が国における木質構造の耐震設計法の基本を学ぶことをねらいとする。
本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)我が国における木造建築物の耐震設計法を理解する
2)木造建築物の耐震性能を高めるための技術について学ぶ
3)建築物における木材利用の意義・方法について学ぶ
構造安全性、CLT、脱炭素
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 建築における木材利用 | 建築における木材利用の意義を理解する |
第2回 | 木質材料の基礎 | 構造材としての木材の特徴を理解する |
第3回 | 木造建築物の構造計画と解析モデル | 木造建築物の構造計画を理解する |
第4回 | 接合部の設計 | 構造要素の設計法を理解する |
第5回 | 耐力壁の設計 | 構造要素の設計法を理解する |
第6回 | ラーメン構造の設計 | 構造要素の設計法を理解する |
第7回 | 木造建築物の耐震設計法1 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第8回 | 木造建築物の耐震設計法2 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第9回 | 木造建築物の耐震設計法3 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第10回 | 耐震診断法 | 既存建築物の耐震診断法を理解する |
第11回 | CLTパネル工法 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第12回 | 木質系混構造と制振構造 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第13回 | 伝統的工法 | 建築物の耐震設計法を理解する |
第14回 | 海外の木造 | 建築物の耐震設計法を理解する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし
必要に応じて講義資料を配布します。
演習:20%、レポート:80%
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