本講義は防災対策の基礎となる地震ハザードおよび地震リスクの評価手法について講述する。主なトピックスはは、強震動の特性、強震動予測、地震被害想定、地震ハザードおよびリスク評価の実例である。
本講義により、地震ハザードおよびリスク評価において重要な要素である強震動予測および被害予測の手法を理解できる。
強震動予測、被害想定、地震リスク
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
強震動予測および建物被害想定に関する教材が配られ、これに沿って授業が進められる。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 観測された強震動 | 強震観測、強震動の強さ |
第2回 | 地震動強さ、地震メカニズム | 地震動強さの指標、震源モデル |
第3回 | 地震動の支配要因 | 震源特性、伝播特性、地盤特性 |
第4回 | 強震動予測法 | 理論的、半経験的、経験的方法 |
第5回 | 地震ハザード評価 | 地震ハザードマップ、設計用地震動 |
第6回 | 地震被害想定 | 被害想定の流れ |
第7回 | 地震ハザード評価と地震被害想定の役割 | 被害想定の事例 |
第8回 | 演習 | 地域の地震危険度 |
特になし
強震動予測
提出されたレポートに基づく
地震工学に関する基礎知識