本講義では,建築物における自動制御の役割,建築設備に利用されるセンサの種類と特徴,代表的な制御方式について,最新の制御事例や自動制御装置の実演を踏まえて講述する。
建築設備の自動制御の基礎的知識を修得させるとともに,ビル管理システムや計装図を理解させることを目的とする。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)建築設備における自動制御の役割,制御方式を説明できる。
2)建築設備の制御を考慮した建築物の基本設計ができる。
自動制御,センサ,制御方式
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
3回の集中講義形式で行う。講義の後半に,その日の講義内容に関する演習を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 建築設備における自動制御概論 | 建築設備における自動制御の役割,制御目的の確認 |
第2回 | 建築設備に利用されるセンサ,制御方式 | センサの種類と特徴,代表的な制御方式の理解 |
第3回 | 空調設備の自動制御 | ビル管理システム,実際の計装図の理解 |
指定なし
講義資料は講義中に配布する。
期末試験(70%)と演習(30%)に基づいて評価する。
履修の条件を設けない