UNIXをはじめとするオペレーティングシステムが提供するシステムコールおよびそれを利用したプログラミング法を理解する.特に,プロセスとプロセス間通信の概念,ファイル抽象,ソケット通信の基礎を学習し,実際のプログラミング言語によるプログラミングを実践する.
システムコールを利用したプログラムを記述できること.特に,プロセスとプロセス間通信の概念,ファイル抽象,ソケット通信の概念を理解し,それらを利用したプログラムを記述できること.
システムコール, プロセス, ソケット通信, シグナル, プログラミング支援ツール, C
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
座学とプログラミング演習を交互に行う.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション | イントロダクション |
第2回 | 演習: UNIX環境 | 演習: UNIX環境 |
第3回 | 入出力,ファイル抽象 | 入出力,ファイル抽象 |
第4回 | 演習: 入出力,ファイル抽象 | 演習: 入出力,ファイル抽象 |
第5回 | プロセス,フォーク | プロセス,フォーク |
第6回 | パイプ | パイプ |
第7回 | 演習: プロセス 基礎 | 演習: プロセス 基礎 |
第8回 | 演習: プロセス 発展 | 演習: プロセス 発展 |
第9回 | シグナル,ソケット通信 | シグナル,ソケット通信 |
第10回 | 演習: シグナル,ソケット通信 | 演習: シグナル,ソケット通信 |
第11回 | メモリ管理 | メモリ管理 |
第12回 | 演習: メモリ管理 | 演習: メモリ管理 |
第13回 | システムプログラミングツール | システムプログラミングツール |
第14回 | 演習: システムプログラミングツール | 演習: システムプログラミングツール |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし.
冨永, 権藤: 例解UNIX/Linuxプログラミング教室, オーム社, 2018.
W.R. Stevens, S.A. Rago(著), 大木敦雄(訳): 詳解UNIXプログラミング 第3版, 翔泳社, 2014.
T2SCHOLAにて講義資料を配布する.
演習: 60%
テスト,レポート: 40%
C言語を用いたプログラミングの知識があること,基本的なUNIXコマンドの使用経験があること.
CSC.T243:手続き型プログラミング基礎,CSC.T253:手続き型プログラミング発展 を履修済みであることが望ましい.