位相的データ解析という,位相幾何学を用いるデータ解析の手法を紹介する.その数学的な基礎である,計算トポロジーや計算幾何学についても学習する.
計算トポロジーや計算幾何学の基本的な概念を理解し,それらを駆使して位相的データ解析を実際に行なえるようになることを目指す.
計算トポロジー,計算幾何,アルゴリズム
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
最終回の講義でレポート問題を課す.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | はじめに | 講義の内容を理解する. |
第2回 | ボロノイ図とドロネー図 | 講義の内容を理解する. |
第3回 | 重みつきの図 | 講義の内容を理解する. |
第4回 | 3次元への拡張 | 講義の内容を理解する. |
第5回 | アルファ複体 | 講義の内容を理解する. |
第6回 | 空間の穴 | 講義の内容を理解する. |
第7回 | 面積公式 | 講義の内容を理解する. |
第8回 | 位相空間 | 講義の内容を理解する. |
第9回 | ホモロジー群 | 講義の内容を理解する. |
第10回 | 複体の構成 | 講義の内容を理解する. |
第11回 | フィルトレーション | 講義の内容を理解する. |
第12回 | 区分線形関数 | 講義の内容を理解する. |
第13回 | 行列の簡約化 | 講義の内容を理解する. |
第14回 | ソフトウェアと応用例1 | 講義の内容を理解する. |
第15回 | ソフトウェアと応用例2 | 講義の内容を理解する. |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと.
特になし.
Herbert Edelsbrunner, A Short Course in Computational Geometry and Topology, Springer, 2014
レポートによる.
なし.