2022年度 代数学特論   Topics in Algebra

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開講元
数理・計算科学コース
担当教員名
土岡 俊介 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(W832)  木7-8(W832)  
クラス
-
科目コード
MCS.T417
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年11月1日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

依存型と形式証明を、検証器の実装を通じて学ぶ

到達目標

Cやpythonといったありふれた言語で、教科書「Type Theory and Formal Proof An Introduction(R.NederpeltとH.Geuvers著)」で説明されている検証器を実装し、簡単な命題の証明の形式証明を各自の検証器で行えるようになる。実装に主眼を置くため、理論的な背景は解説しない。

キーワード

ラムダ・キューブ、形式証明、依存型

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

木曜日は教科書を解説し、月曜日は演習風の実装の時間とする

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション 授業の内容を理解する
第2回 実装(アルファ合同) 授業の内容を理解する
第3回 ラムダ・キューブ 授業の内容を理解する
第4回 実装(ベータ変換) 授業の内容を理解する
第5回 表示的定義(別名) 授業の内容を理解する
第6回 実装(デルタ展開) 授業の内容を理解する
第7回 原始的定義(公理) 授業の内容を理解する
第8回 実装(型推論) 授業の内容を理解する
第9回 実装(複雑さ) 授業の内容を理解する
第10回 ド・ブラウン・インデックス 授業の内容を理解する
第11回 実装(最適化) 授業の内容を理解する
第12回 命題・型(証明・項)対応(PAT) 授業の内容を理解する
第13回 証明支援系(Lean) 授業の内容を理解する
第14回 A future of mathematics?(私見) 授業の内容を理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

「Type Theory and Formal Proof An Introduction(R.NederpeltとH.Geuvers著)」, Cambridge University Press(学内から閲覧可能)

参考書、講義資料等

講義のホームページを作成し、補助資料を配置する

成績評価の基準及び方法

実装(ソースコード)と理解度チェックに基づく

関連する科目

  • MTH.A301 : 代数学第一
  • MTH.A302 : 代数学第二
  • MTH.A331 : 代数学続論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

(1) 1つ以上のプログラミング言語で簡単なコードが書けること(必須)
(2) C++のコンパイラがあれば、参考に講師の実装をバイナリで渡すことができる(必須ではない)
(3) 大学数学の知識は必要としない

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