2023年度 データ解析   Data Analysis

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開講元
数理・計算科学系
担当教員名
渡邊 澄夫 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(W8E-308(W834))  金3-4(W8E-308(W834))  
クラス
-
科目コード
MCS.T332
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2023年11月21日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この科目を履修するためには、確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223)を履修していることが必要です。この科目は主として3年生以上のかたのための講義です。確率論と数理統計学を基盤としてデータ解析の仕組みと応用を紹介します。

到達目標

確率論と数理統計学に基づいてデータ解析の基礎を学び理解しましょう。

キーワード

確率論と数理統計学を学んでいる必要がある、主として3年生以上のための講義である、数学の大切さを理解する

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)
この分野は、現在も発展し続けていますので、社会に出てからも学び続けることをお勧めします。

授業の進め方

データ解析の方法を紹介し、その数理的な基礎を説明し、実問題への応用法を述べます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 統計モデルは真ではない 統計モデルはツールに過ぎず、真の分布ではないことを理解する
第2回 回帰分析と階層神経回路網 回帰分析が使えるようになる。神経回路網を理解する。
第3回 回帰分析と階層神経回路網 回帰分析が使えるようになる。神経回路網を理解する。
第4回 クラス識別問題 クラス識別問題が扱えるようになる。
第5回 主成分分析とオートエンコーダー 主成分分析、オートエンコーダーが使えるようになる。
第6回 潜在変数の推定法 潜在変数解析が使えるようになる
第7回 時系列の基礎 時系列の基礎を理解する
第8回 時系列予測、畳み込みニューラルネットワーク 時系列予測、畳み込みニューラルネットワークが使えるようになる。
第9回 ベイズ法 モデルと事前分布の現代的な意味を理解する
第10回 ベイズ法とその評価 ベイズ法が使えるようになる。汎化損失と学習損失が理解できる。
第11回 情報量規準と交差検証 情報量規準と交差検証を理解する。
第12回 周辺尤度 周辺尤度を理解する
第13回 統計的因果推論 統計的因果推論を理解する
第14回 統計的因果推論(2) 統計的因果推論を理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223) を復習してください。確率論と数理統計学は、あなたが社会に出てから、より一層に重要になります。

成績評価の基準及び方法

レポートによる。

関連する科目

  • MCS.T212 : 確率論基礎
  • MCS.T223 : 数理統計学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

この科目を履修するためには、「確率論基礎(MCS.T212)」と「数理統計学(MCS.T223)」を履修していることが必要です。また「ルベーグ積分論(MCS.T304)」も履修していることが望ましいです。

その他

この科目を履修するためには、確率論基礎(MCS.T212)と数理統計学(MCS.T223)を履修していることが必要です。この科目は、主に学部3年生以上のかたを想定した科目になります。

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