情報理工学フォーラムでは,研究発表・ディスカッション等の実践を中心として主体的に参加しながら,情報理工学の研究の計画・実践・発表の方法や情報理工学に関するサイエンスコミュニケーション・キャリアディベロップメント等を身に付ける.本科目では自分の研究発表に加えて様々な分野の研究発表にて座長を担当する.積極的にディスカッションに関わることで自分と他分野との関係の理解を深め,さらに社会における自分野の研究の役割を認識する.その過程で異分野・異文化の受講生が集まる場において活発な議論を促す方法を学び,学際的・国際的コミュニケーション力を養う.
本科目は,博士課程の学生が学位取得までに身につけておくべき研究方法・研究発表・国際コミュニケーション等の技能を,受講者が授業に主体的に参加しながら身につけることを目的とする.特に,他分野の研究発表における議論に積極的に関わるための学際的コミュニケーション力を発展させることを目的とする.
本講義を履修することによって次の能力を修得する.特に3)の発展的内容の習得を重視する.
1)研究の計画と実践
2)研究の発表(プレゼンテーション・論文)
3)サイエンスにおけるディスカッション力および学際的・国際的なコミュニケーション力
4)キャリアディベロップメント・サイエンスコミュニケーション
研究計画,研究実践,研究プレゼンテーション,研究ディスカッション,国際コミュニケーション
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業には受講者の主体的な参加を求める.各回で,自身の研究発表やディスカッション等を中心とした内容が組まれているので,そのための事前準備を行ってもらう.
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション(本授業の概要説明) | 授業において説明 |
第2回 | 研究発表法(1) | 授業において説明 |
第3回 | 研究発表法(2) | 授業において説明 |
第4回 | 研究発表法(3) | 授業において説明 |
第5回 | 研究発表法(4) | 授業において説明 |
第6回 | 研究発表法(5) | 授業において説明 |
第7回 | 研究発表法(6)/ サイエンスコミュニケーション | 授業において説明 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。
なし.
授業中に資料配布する場合がある.
発表や議論等の授業参加を基に成績を評価する.詳しくは初回授業にて説明する.
「情報理工学フォーラムF3」,「数理・計算科学フォーラムF3」,「情報工学フォーラムF3」,「知能情報フォーラムF3」のいずれかの単位の取得を要件とする.
オリエンテーションを欠席した場合,T2SCHOLA上のアナウンスに従って,必ず登録をして下さい.